Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

ノック(コンコン)から始まる物語

 フロイトユングに並んで心理学の三大巨人と称されるアルフレッド・アドラー博士。博士曰く、、、

「人間の悩みは、全て人間関係である」

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アドラー博士。日本じゃ、心理学って言うと深層心理とかのイメージだけど、アドラーは超実用的だと思います。

「全て」と言い切っちゃうのが素敵。実体験的にも、論理的にも私は完全同意、たしかに突き詰めると必ずそこに行き着く。私は疑問なくアドラー博士の言葉を受け入れてます。裏を返せば、人間関係こそ人生の醍醐味。人生の面白さ、彩りはそこにあるってことかと。

 私がブログをやっているのは、自分の知的好奇心探究の発表の場と、そこからはじまる人間関係を求めてであります。自分が大好きなものを、同じように好きな人と繋がりたい、それが原動力であり、目的なんですね。

 そしてありがたいことに、このブログを通して顔を合わせるつながりになったり、顔を合わせたこともないのに縁を感じる仲になったり、人生変わっちゃう出会いだったり(実際は会ってないけどw)と、本当に面白い!日々、人生に意味を感じております。消費行動では得られない感動を皆さんからいただいております。(いただいたと同時に私からも何かしらの贈り物ができてるかしら?そうだと嬉しいな。)

 また、この活動を始めて思ったのが、無理だと思わずにノックしちゃうと扉は開くことが多いって事です。開かないこともあるけど、ノックしないで開くことは100%無い(笑)。だから、悶々としているYOUがいたら、その扉をノックしちゃいなよ(私の扉でも良いし、気になる「あの人」の扉でも良いと思うよ〜^_^ )

 人生考えれば、はじまるにあたって一円も払ってないし、裸から始まったんだから失うものなんてない。明石家さんまのお爺ちゃんの言う通り「人生まるもうけ」とは、本当正しいなと思う。

 

さ、ここまでが前置きでして本題です。ある方が私をノックをしてくださいましてね。ノックしてくれたのは「もちみちさん」。古参読者の方なら聞き覚えがあるかも知れません、2020年のクリスマスから2021年にかけて起きた「ツリースタッフの乱 ロープランナーPRO編」で、ツリーナンチャラ軍団と共に闘い抜いた戦友の1人であります。(懐かしいね〜、cbmackさん、枯れ枝さんともコレで出会えましたね〜笑 みんな元気〜?^_^)

 

もちみちさんは、熱い想いと野心を持った方でありまして、日本におけるツリーケア用品に新たな選択肢を導入したいとのお考えがあるらしいのです。ノックをいただいてから、いくつか書簡(メール)を交わしまして、超要約すると「ちょっと荷物送るから、試してみてね」とのこと。

 やりとりをさせていただいてかなりのやり手、頭の切れる方とお見受けしましたが、よりによってサンデーツリークライマーの私にこのような依頼をして下さるとは!?うん、間違いなくやり手ですよ(笑)

 さぁ、何が届くのか楽しみです(^^)

とりあえず、予告としては総重量15kgの物が届くらしいのですが、、、ゴクリ。

 

つづく

 

 

今夜もスプライス(新技成功)

おはようございます、こんにちは、こんばんは、どうもスプライス中毒患者です。今夜は、やめておこうと心に誓っても気がつくとロープにマーキングをしてる、、、「おい、、バーロ〜、ロープ切れてるじゃねぇか、ハニブラ行って買ってこ〜い、ヒック」って、もう末期です(笑)

 

さて、今夜も我慢できず、新技にチャレンジしちゃいました。

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スプライスの最終関門の引き込みを5倍力でやっちまおうという作戦です。本当は、動画で一部始終を記録したかったのですが、ラボ(ベランダ)は真っ暗でね〜(笑)また、こんなにうまくいくとも思わなかったので、ほとんどアフター写真しかありません。アルパインバタフライでループを作って、足で踏んづけて力入れてます。推定150kgはかかっていたかと思います。

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で、踏んづけながらカバーを手でしごくわけですが、ズッ、ズッと入っていきます!

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ロープは、teufelbergerのシリウス10mm。比較的スプライスしやすい、引き込み易いロープでしたが、何これ超楽!

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カッチカチのタイトに仕上げてやったぜぇ〜。ツリーモーションの余ったリングでマルチスリングを作ってやったぜぇ〜。特に使い道は、無いぜぇ〜。

 

いや〜、スプライスしづらいロープで試したいわ〜。また、オーシャン切売り注文するか〜!いや、使い道ないぜぇ〜!

※余っているロープがありましたら、中毒者に送ってください。スプライスしてお返しいたしますm(_ _)m コメント欄に、何か秘密の暗号を書き残してくだい。

 

もう一つの小ネタ。ダイソー、ステンレス耳かきでコア出しの様子です。


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ちょっと動画撮ってみました。コジコジの様子が伝われば幸いです。例のごとく途中邪魔が入ります。(´∀`*)

www.youtube.com

 

おしまい

 

 

倍力システムを検証してみた。

倍力大好きな私でありますが、どのぐらいの牽引力があるのか実際のところは分かっておりませんでした。理論値と実際値は異なるのが世の常であります。ならば、実測してやろうじゃありませんか。

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用意した吊りばかりはこちら。300kgまで測れるとのこと。3970円、まぁ安いのではないかな。

さぁ、早速やってみましょう。ハンモックのために設置した柱を取り付けました。上下にアンカーポイントをつけたので柱が圧縮される力が働くことになります。たぶん、大丈夫(根拠は、全くなし)

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写真はありませんが、試しにちょいと引いてみます。とりあえず倍力なしで引きました。結構力強く引いたのに、25kg前後しか数値が出ません。ありゃ?思ったより引っ張る力って弱いのね。試しに、アルパインバタフライで輪を作り踏んづけてみると余裕で40kg超え。なるほど、体重をかけないと力は伝わらないのですね。伐倒時の牽引は、上方から引くので引き方を考えないと、思ったより力伝わってないですね。木に足かけて背筋力を使うなど、姿勢が大事なことに分かりました。

さぁ、5倍力でいったりますよ〜。百聞は一見にしかず、実験動画をどうぞ。


www.youtube.com

はい、嫁さんに実験台をしてもらいました(笑)もう、なにこの理解者。もう君しかいない、愛してる。

見ていただいた通り、女性の力で200kg近く引けました。私がやったら200kgオーバーしたので、怖くなり、フルパワーはやめときました。この後は、更にプーリーを追加して15倍力を作ったところ私が片手で引いて120kg超えを計測。

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やっぱりすげ〜よ倍力。300kgは充分かけられるよこりゃ。満足の実験でした〜。さぁ、みんなも倍力したくなっちゃったでしょう?(^^)

 

おしまい

 

今回の実験器具はコチラ

 

 

ちょこちょこ買ってきたから自覚ないけど、なんやかんやで、金使ってるなぁー!!(怖)



 

 

道具作り「ハニブラで1メートル注文したオーシャン8mmで、E2Eハンドスプライスは可能か?!」

今夜はトンカツと聞こえれば、包丁を研ぎ始める私。トンカツと言えばキャベツの千切り、千切りには切れる包丁が必要不可欠。なので、トンカツのはじめの一歩は、包丁研ぎなのです。スプライスも、また然り。道具作りからスプライスをはじめます。

また、今回のスプライスのお題は「ハニブラで1メートル注文したオーシャン8mmで、E2Eハンドスプライスは可能か?!」であります。

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ハニブラで切り売りロープを注文するとピッタリではなく、余白をつけて送ってくれます。上記の写真は、1メートルで注文したものを計測したのですが、120cmぐらいで納品してくれました。これなら、e2eいけるんじゃね?いけちゃったら、580円でプルージックコード作れちゃうじゃん!って目論見です(笑)

さぁ、テーマを決めたら、スプライスに必要な道具作りからスタートなのです。作るのは、極細フィッドです。前にパラコードスプライス用に作りましたが、長さが短くて、今回はロープ用に長いものを作ります。材料は、こちら。釣具屋に売っています。

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折り曲げます。ペンチで折り曲げると鋭角になりすぎるので、手で曲げました。
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長さを確保する為にカラビナを連結するための輪を別に作ります。ペンチでくわえてネジネジ。
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できた輪と、本体をつけます。これだけだと当然抜けますので、ハンダ付けで接着します。

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それほど強度は必要ないので、銀ロウ付ではなく、普通のハンダ付けです。
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本当はハンダゴテでやるときれいになるのですが、コテを出すのが面倒臭いので大火力で一気に仕上げます。(この撮影技術よ。1300度でも、片手スマホ撮りだぜよ)
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出来上がり。左の小さいのが一本で作ったもの、やはり短い。新作は、20センチあるので普通のクライミングロープで足りないことはないでしょう。
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さぁ、道具はできました。俺のスプライスはじまりはじまり〜。

 

マーキング後の初手、コア出し。苦手だったのですが、こんなものと出会いました。ダイソーのステンレス耳かき。

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コレを突っ込んで、テコの原理でコジコジすると比較的楽にコアが出てくれます。今まで、アイスピックでやってましたが先が尖っていると、もさもさになりがちでした。
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※しかし、この耳かきで耳掃除したくない、デカイしパワーありすぎwwスプライス道具としては100点!

お次の工程、コア通し。使う道具は、ダイソーの編み棒4.5mm(竹製)。

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前にコレにオーディオメッシュケーブルをつけていたのですが、抜けちゃって(苦笑)メッシュケーブルが付いていると一発なのですが、満足いく道具に達してなく現在改良を妄想中。
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編み棒を通したら、先ほど作った、極細フィッドを通します。
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極細フィットが通ったらメッシュケーブルを通します。

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最初から「極細フィッドを通せばいいんじゃない?」って話ですが、極細フィッドは極細ゆえに、通って欲しくないコアを通れちゃうんです。これをやるとスプライスは失敗です、コアが絡んでお終い。編み棒は太いのでカバーとコアの間にトンネルを作るのに最適。ちょっとした役目なのです、急がば回れ、こういう一手間が全体の作業を楽にしてくれます。
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メッシュケーブル抜けました。
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あとは、メッシュケーブルを引っ張ります。ロープをモミモミしながら、しごきながら通していきます。
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スムーズに通すコツは、コアにテーパーをつけることです。そしてメッシュをくわえさせすぎないこと、いかにコアの外径を太くしないかが、コア通しのポイントです。何回もやってたどりつきました。
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柱にフィッドを固定してガンガン引っ張る必要はなく、座り作業でちゃんと通せます。

次の工程、カバーとコアに通します。まずはテーパー作り、マーキング箇所は教科書どおりです。

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ストランドを全部抜いてから切る方法もありますが、私は切ってから抜くようにしてます。まずは、アイスピックでストランドを掘り出します。

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ストランドを出したら、ハサミでちょっきん。で、切れた方を摘んで抜きます。
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この方法の利点は、ストランドを引っ張る時に、残す方を綺麗なままにしやすいからです。先が鋭いハサミだったら、ハサミでストランドが拾えるかな?(ハサミ探そ〜)
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次。カバーをコアにとおします。ダイソーね編み棒7mm(プラスチック製)とメッシュケーブルを組み合わせたものです。これは便利。
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スッと入れて。
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スポッと。
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通ったら、コアに一巻きして、カバーとコアを均して、クロスオーバーを綺麗に整えます。この工程が超重要!回数をこなして身にしみております(笑)
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カバー埋め込みのためにテーパー作り。包丁一発カットです。
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コアの埋め込みも包丁一発カット。e2eプルージックの場合、私はネック部分を硬くしたいためテーパーはきつめにしてます。
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さぁ、次は最終工程です。
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最後の難関、引き込みです。背景は見えないことにしてください(笑)

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まず、素手でここまでは行けました。手袋をはめて、本気を出します。

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手袋と大人(40代)の本気とやる気では、ここまでです。
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大人は知恵(道具)に頼るのですww前に作ったカバーあまり気味のE2Eプルージックコード。コレが良い仕事してくれます。
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プルージック博士結びでしごいていきます。
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最終的には、カラビナを外して「引き込みすぎ上等!」の気迫で引っ張ります。体重をかけて、下降する感じでネックをしごきます。
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やりすぎじゃね?いやいや、これで引き込めすぎたら、そんな楽な話はないです(笑)

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もちろん途中は、ネックをモミモミしたり、バックスプライスしたりとロープの機嫌をとりながら引き込みます。はい、完成〜。
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もうちょい、引き込みたかったけど、まぁ、こんなもんで諦めます(苦笑)
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新しい、ロープとの相性、、良しな気がする(使ってみないと実際のところ分からないよね〜)。最近お気に入りのヒッチは、ミチョアカンヒッチ。さぁ、コレで新しいシステム組むぞい♪あとは、あのパーツがくれば、ムフフ。
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さぁ、ということで今回の検証。

「ハニブラで1メートル注文したオーシャン8mmで、E2Eハンドスプライスは可能か?!」

はい、可能です!

やったぜ、ハニブラ!オマケの余白20センチは、分かってやってくれてるのか!ってぐらいバッチリの長さでした。ハニブラで買い物の際は、すぐに要らなくてもプルージックコードを1メートル頼むことにします^_^(消耗品だもんね〜)

 

スプライスは、楽しいよ!

 

おしまい。

 

 

 

 

 

 

まとまりがないけど数枚

一昨日、コロナワクチン(モデルナ)の2回目を打ちましてね。発熱の週末を迎えました(笑)


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「副反応?病気じゃないんだろ?自分の免疫システムに過剰反応するなって言い聞かすわ!ww」と訳の分からない自信がありましたが、フタを開けてみると、まー辛い辛いwww1日寝込んでました。ワクチン理由で有休とってたもんで、「何して遊ぼうかな?」ウフフなんてのは、とんだ妄想。調子悪くなると本当何も興味なくなるのね。

 さぁ、中一日たって下熱したので自分の調子が戻っているのかを確認すべくサンデー工房オープンです。(本当にベランダで、アンコウフックは製造されております。世界に一つのハンドメイドであります)

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アンコウフックですが、夏は注文がパタッと止まっておりました。9月に入りご注文をいただくようになりました。夏は、皆さん草刈り仕事でお忙しいのでしょうか?業界の季節感が感じられて、なんか嬉しい(^^)

あ、そうそう!アンコウフック専用ウェイトの販売はじめました。(と言ってもただの鎖です)

アンコウフック2021 - 木登り日和

 

うむ、やる気が上がってきたので熱は下がったようである。免疫システム落ち着いたようだ、ふぅ〜。

ずっとやろうとしていて未着手だった、こんなもの作ってみたり。。。

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※写真は日が暮れてから撮りました。

リギングの模擬実験装置ですな、理屈では分かっている荷重ベクトルの話や、やっちゃいけないことをやれるシミュレーターです。まだ、どうやって立てようか、妄想してました。家に転がってるもんで実験できそうだ。ムフフ。

 おっと、タイミングよくハニブラから荷物が届いたよ!快気祝いか?!(病気じゃねぇって)

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今回も充実の梱包。やっぱり何か変わったみたい(良い方向に)

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色々考えることがありまして、今回は10.5mmロープ10メートルとオーシャンポリエステル8mm、前回間違えて入ってなかった10mmシリウスと、、、コレ♪

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ハスクバーナの30Lバックパック。前に買ったフィッシングメーカーのアブガルシアのバックが、ロープとか重いものばかり入れすぎたもんだから、肩の付け根がほつれ出しましてね(^_^;)お安かったので、思わず買ってしまいました。6600円也。だって、コレを買おうが買わまいが送料は3000円なんですよ。ロープを3000円分買って、3000円の送料はシャクなんでね。まぁ、まんまと散財してます。中のタグみたいなのが、コレまたカッコいい、だから良い!散財ヨシ!コレ背負って間伐行くぞ〜。

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 さて、今回買ったロープ。嫁さんに「また、ロープ?!」と言われましたが、ちゃんと熱弁しましたよ、それぞれに目的があるんだってってね。嫁さんに説明した(言い訳)まんまを再録します。

8mmオーシャンを1メートルだけ注文したんだけどさ、ロープの切り売りは十数センチ長く納品してくれるんだよ。ねぇ、これを見て!

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125センチで納品してくれたんだよ。これが何を意味するかと言うと「1メートルの注文で70センチのE2Eプルージックを作れる」チャンスがあるってことなんだよ!580円で作れちゃうんだぜ!(熱弁)

 このロープはさ、ちょっと細いんだけどどのくらい違うか分かる?嫁「んー、2ミリ」おしい、1.2ミリ細い。(ウザイ俺)

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細いロープを試したかったんだよ、重さが違うし。ちょっと比べて、分かる?嫁「んー、分からない」。だよね、今渡したの、10.5ミリ10メートルと11.7ミリ7メートルだったわ、おんなじぐらいの重さだわ(超ウザイ俺)。

 でねでね、これをしたかったのよ。このパイプはさ、内径14mmなんだけど、11.5とか11.7じゃちょっとキツイのよ。だから、普段は22mmを使っているんだけど、10.5ミリなら、スルスルなんじゃないかなってさ。

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ほら、いい感じじゃね?(喜)(超絶ウザイ俺)このロープでさ、新しいサブを組むんだわ、ちょっとしたら良いものが届くんだわ、いやいや、ハニブラじゃないよ!大丈夫!それで、10mmのシリウスは、さぁ前回間違って違うサイズが、、、(以下略)

 

とまぁ、副反応を乗り越え、今日も私は元気でした。

 

おしまい

倍力ユニット(GMclimbingセット)

久しぶりにGMclimbingをポチり。今回は、こちら。

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6mmアクセサリーコード、破断荷重1200kg。プルージックなどを作れるコードです。6ミリはやっぱり細い、だけど軽い!それが良い!

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ささ、これで5倍力ユニットを作りますよ〜。
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はい、出来た。ロープは16mなので、5倍力だと引きしろは3メートルぐらいになります。この倍力システムはロープを引っ張るユニットなので、3メートルの引きしろで充分です。
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試しに自分を吊るしてみましたが、余裕で持ち上がる(笑)片手で持ち上げられました。(この場合は4倍力だけどね)6ミリロープが軽くて良いです。スルスル引ける。まぁ、ちょっと細すぎるので、ロープワークで持ち手をつくってやる必要はあります。

 実際に使う時は、これらと一緒につかいます。牽引用8mmロープ18メートル、オムニブロック付き3メートルスリング、ストッパー用アセンダー(ロックテリクス)
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総重量は、2.7キロ!(私は軽い、、、と思う)
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メジャー牽引具のプラロックが1.8kgだから、その2/3。
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8mmロープは、軽い!
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カラビナを排除してオムニブロックも軽い!

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地味に重てぇな。。。これいらないかも。ロープワークで、同じ役目を果たせるな。アルパインバタフライとブレークスヒッチでイケる!(キラーン☆)

 さぁ、こいつらを組み合わせれば、30メートルロープ以上の仕事をしてくれる!(はず)。

 伐倒以外にも、ちょっとした材の移動とかにも、ひょいと倍力ユニットだけを出して使いたい。3メートルって長さが、長すぎずで良いかなと期待してます。また、1番試したいのが、「あの」作戦に使えないかなと、、、。ちょっと高い位置にアンカー取って、斜め上方向のベクトルで力をかければ「アレ」が軽くズレてくれるんじゃなかろうかと、妄想しています。

 5倍力で、どれだけ牽引力あるのか調べてみたいなぁ〜。いっちょ、丸太のリフト実験でもしてみようかしら。

 

おしまい

 

アンコウフック2021秋冬

※たまに記事を上げておかないと、埋もれてしましまして(^^; アンコウフック紹介記事をage!

 

アンコウフック2021年秋冬を紹介です。アンコウフックをお探しのかた、アンコウフックはここで買えますよ(^^)/

2021秋冬と言っても、本体は何も変わってません。専用オモリをオプションでご用意しました。秋の台風シーズンに向けてお一ついかがですか?さて、以下本題です。

 

アンコウフックPRO(先端グルグル形状)

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スローラインを引っ掛けるだけのモデル。意図せずラインが外れることもあるが、設置後の竿収納時のライン絡みが少ない。慣れれば意図的にラインを外すことも可能。Proと銘打っているが、絡まりトラブルが低減されているモデル。

 

アンコウフック(シャックルタイプ)

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信頼のシャックルタイプ。設置中にスローラインが外れることがありません。ただ回収時に絡まりトラブルがあっても外れない。

お値段は、両モデルともに5,480円(税込)+送料370円(レターパックプラス)になります。

 

アンコウフック専用ウェイト


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専用とうたっておりますが、ただの鉄の鎖でございます。8ミリ径を4リンク。コレがアンコウフックと抜群の相性なのであります。一見軽そうですが、スローラインは金属部と触れているため、樹皮より落ちてきやすいです。お近くのホームセンター切り売りが可能なら作成をオススメいたします。オプションで、こちらも販売いたします。お値段は、一つ450円。

 

アンコウフックは、竿でスローラインを設置するための補助器具です。これ単体では、機能しません。使い方は、下記動画をご参照ください。動画は、現行モデルとは若干違いますが、機能としてはこのようなものです。


www.youtube.com


www.youtube.com


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設置できる高さは竿の長さそのものになります。推奨の竿としては、プロックス社ルアーレスキューシャフト10mです。電工フィッシャーにも取り付け可能です。

電線付近や、住宅街などスローウェイトを投げるのが難しいところで威力を発揮します。また、ロープけん引伐倒などのロープ掛けにも便利かと思います。

 

アンコウフックのお問い合わせ、ご注文はこちらから!通常24時間以内にご返信いたします。

sundaytreeclimber.hatenablog.com

 

 

 

特伐 不完全燃焼?!

午前中は、雨で順延になっていた娘の運動会を見てきました。幼稚園の運動会でしたが、8:30集合、10時に終了、解散というスピード開催。短いような気もしますが、案外ちょうどよかったです。

 小学校の運動会とかさ、よく分からない来賓スピーチとかを炎天下で聞かされて、低学年の子には拷問でしかない。私、長男が小学校にいたころPTA会長なんかをやっちゃったことがあるんですが、私の挨拶は「今日は、とてもいい運動会でした」の一言で終わらせてやりましたよwww子どもたちのヒーローになれた気分でした。こんなもんでいいんだよ、日本社会。本日の娘の運動会は、テンポもよく、疲弊しない素晴らしい運動会でした。

さて、お父さんはお父さんの運動会に出撃です(笑)

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冒頭から、よく分からない写真でごめんなさい。これぐらいしか写真撮ってないです。てか、本日は特伐してないです(^^;

この写真は、昨日仕掛けたままにしてたリギングアンカー回収の図です。アルパインバタフライのループにプーリーを通して、末端をブラ〜とさせてました。回収は、この末端を引くだけ。末端を長めにしといたので、アンカーの下までくれば回収可能、楽ちん。なぜ、アンカー回収だけだったのか、、、それは、、、

お昼前に、遅れて到着するとドクターが、シイノキとは別の特伐をしておりました。今の現場は、とある神社なのですが、風で幹が折れた危ない木がありましてその処理をしてました。ドクターは、昔ながら(?)の忍者スタイルで木に登って処理をしていきます。どんな感じかといいますと「現代のツリークイミングとは異なる技術体系」と表現をしておきます(笑)まぁ、すごいのが、最終的にちゃんと仕事を終えること。

 遅れて登場の私は、グランドワーカーとして汗をかきました。さすがのドクターも折れた木の処理に難儀したようで、作業後ヘトヘトのご様子。体力が余っていた私は、アンカー回収の任に志願。高くない木でしたので、DDRTのサブシステムとランヤードだけで作業してきました。DDRTに、ハウススリーブを使っているとアンカー設置、回収とかの手間がなくて楽。そしてナチュラルクロッチより遥かに摩擦がない。もう、大好き。


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使っていると被覆が破れてきます。中の金属フレキ管は、特に問題ありません(今のところ)

システムを組むとこんな感じ。

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お洗濯後に組み直したお気に入りサブシステム。ピントプーリーとスイベルを、ボルトと絶対緩まないUナットで連結。ハードロック工業社のナットなので、名付けてハードロックランヤードシステム。

あと、一つ新しい小物を導入しました。パラコード4メートル+スローウェイト。パラコードには、カラビナと連結するためのアイをスプライスで、作ってます。コアがパラレルなので、製法はteufelbergerのスプライフプログラムを模倣しました。

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こちらも帰宅後に撮影しました。現場で写真撮った方が臨場感出るんですが、スマホ片手撮影は、やっぱり辛い!だってスマホ落としそうなんだもん(笑)

今までロープを投げたり、カラビナにウェイト付けてロープ投げてましたが、こんな感じで使うと楽でした。

パラコードは、太さがあるので手繰りやすいし、絡んでも直しやすい。スローラインは、細すぎるんです。また、あえて短くしたことで取り回しもGOOD。4メートルにした理由は、こんなセットで使うからです。

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何をしているのか、見ていただくと分かるかと思います。フックは、デンサンのポケットフィッシャーを改造したもの。もともとは、1.8mでしたが、1番竿が細すぎるので2番竿から使ってます。先端にフックをハンダ付けしました。長さは、1.6mぐらい。このフィッシャーと4メートルパラコードで、半径2メートルにDDRTのアンカーを難儀せずにインストールできます(楽勝ではないですが、ま、訓練しだい)、2メートルって結構広範囲。


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今日はこのセットでシイノキを自在に移動する妄想をしてましたが、次回に持ち越し!

 

おしまい。