Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

工作色々(リール、竿、フック)

夜な夜な工作して遊んでます。小ネタを詰め合わせで紹介します。

樹上用スローラインを収納しているチョークリール(Tajima)。世界的YouTuber大源太師匠が発案(発見)の由緒正しきアーボアイテム。小袋に入れてハーネスに装備してましたが、袋収納ってやっぱり出し入れしにくい。やっぱりツールハンガーに吊るしたいってことでリングを付けることにしました。さて、どうしようかな(10秒思考)。

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このネジ穴を活用します。
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ネジ外して、ネジ穴をオープン
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スプライスのスティッチ用の糸と針でリングを巻き巻き

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ギュッと締め込みます。
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完成!締め込むとグラグラしません。ツールハンガーへの脱着良し!(だと思う)
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お次の工作。樹上用竿の作成。長さ150cmの小型フィッシャーは常に装備してますが、リギングロープを届けたりするのにはちと弱い。こないだロドリゲスから2.4mぐらいのタモ竿を借りて作業したところすこぶる良かったので自分用を製作です。

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製作と言っても手元にあった釣り竿をチョチョイといたずらしただけです。元は3.3mのちょい投げ竿。これの1番竿を抜いて、ラインガイドをもぎ取っただけです。

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仕舞寸法80cm、伸ばすと2.5mの竿が出来ました。工夫点は、こちらの先端フックです。


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螺旋状のフックにしました。ロープの送りが楽にできます。こうセットして。

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こう!ロープをウェーブ。

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※室内物干しで実験。ラボ(ベランダ)の模擬枝でも成功してますが、ほら夜は暗くて撮影できないから♪

この螺旋状フックの良いところは、こんな使い方ができます。

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螺旋にはめるとロープ引っ張ることができるんですよ。こんな感じ。

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この動作は普通のフック形状では無理です。螺旋ならではの動きかと思います。写真、動画は撮ってませんが2.5m先でグローブヒッチが結べました。ちょっと訓練が要りますが、この螺旋フックは可能性ありです。また実戦で有効性を確かめてきますね。螺旋フックを作りについては、アンコウフックで培った技術でやりました。螺旋曲げ加工なら任せんしゃい!(^^)


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ストッパーはゴムで作りました。

強度ですが2.5m全開にして12mmリギングロープの送りで使えます。ちょっと、しなりますが使用に問題ないレベルです(私の主観)。

あとは、カラビナでも付ければハーネスにぶら下げておけます。実用ではチェンソーみたいに登ってから下から上げてもらう装備になると思います。身につけての邪魔具合は使い込まないと分かりませんね。

 

以上、夜な夜なの小ネタでした(^^)

 

おしまい