Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

杉の枝打ちの仕上げ

いつもの間伐ボラじゃない、間伐ボラに行ってきました。と言っても

参加者は、いつもの間伐ボラのメンバーなんですけどねww

今回は、先月、適当に枝を落とした杉の仕上げをしてきました。

ビフォー。当初は、伐倒するとのことだったので、超適当でした。足場にしたかったので長めです。

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アフター。自分的には、綺麗にしたつもりです。ブランチカラーをしっかり残しました。(よく見ると、やり忘れた枝があるな、、き、気になる〜)

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先月枝打ちをしたら、オーナーが「風通し、日当たりよくなったから、倒さなくてオッケー!」ってことになったそうで。それを聞いちゃ、適当な枝打ちのままにはさせてられねぇぜ!と気合十分で臨みました。

 

アーボゴールド(初登場♪)のスローでございます。うむ、服も白にすべきだな。


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作業としては、ボトムアンカーで登ってから、SRTトップアンカーを設置、サブのMRSを追加して2点確保してから作業開始(必要に応じてランヤードで、ワークポジション確保)

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自分、刃物使う時は、2点確保しないと不安でできないです。ぶら下がり一本とランヤードでも2点確保でしょうが、自分的にランヤードは、命の確保としてはノーカウントにしてます。時間と手間がかかるのでしょうけど、時間に追われる仕事じゃないんでより安全な選択をしてます。

ただ、手間をかけた2点確保は、安全面のメリットだけでなく移動が楽です。

こんな、幹の半周もない距離での2点ですが、これだけでぶら下がりで移動できる範囲が、1点確保に比べ広いです。


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↑分かります?サブとメインでコチョコチョ左右に動いてます。私、スパー無いんでこんなやり方になります。ま、残す木だからスパー刺したくないよね(と、定型句を言ってみる。刺したくても、スパー持ってないから、刺せないのが真実である)

 

MRSシステムに、ハウススリーブを導入して大正解。

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雨上がりの濡れた枝でも、綺麗にロープが流れてくれます。ロープも汚れないし最高。

枝打ちみたいに、ロープと刃物が近い作業時は、ボトムアンカーのままだと怖いです。なので、私はトップアンカーに切り替えます。

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刃物を使う作業の時は、命に関わるロープ(私はライフラインと勝手に呼んでます。何か呼び方あるのかな?)は、短い方が私は安心です。私、案外ウッカリさんなんで、チェンソーで切っちゃいそうだから(苦笑)

ボトムアンカーは、レスキュー対応がしやすいメリットがあるのは重々承知です。しかし自分の性格、特徴を考えるとトップアンカーが自分には、よりセーフティーだと判断してます。

ただ、一発目登る時はボトムアンカーにしてます。理由は2つ、ロープの設置が楽なのと、複数の枝によるバックアップの効果があるから。特に、今回のような枝が水平に伸びている針葉樹なんかは「枝ポキッ」の可能性が高いですから。

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↑の写真には、ボトムアンカーとトップアンカーの二つのロープがあります。同じ色なんで、分かりにくいですが(^^;

ボトムアンカーは、アクセスラインってヤツですね。

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↑降下時が1番楽しい。トン、トーンと木を蹴りながら、降りると何か上手くなった気分になれる。あと、特殊部隊感を味わえる。

 

そうそう、写真はありませんがシーソー式ロープロケット最高でした♪調整、改良の余地ありなんで、もっと快適になるはず。いや〜楽しみ。

 

おしまい