三者三様、十人十色、千差万別。これらの言わんとするところは「やり方は人それぞれ」ということだと思います。現実の世の中その通りで、色んな人間がいて、色々な考えがあるのを人生を通して感じております。自分の遺伝子をもつ子供とさえ価値観考え方が違うんですから、当たり前ですな。
よく聞くフレーズに「みんな違って、みんな良い」ってのがあるんです、私このフレーズ大嫌いでしてwww
この間NHKで落合陽一氏(こんな天才がいたことを知らなかった)が「みんな違って、みんなどうでもいい」って話ししてて激しく共感しましたね。「みんな違って、みんな良い!」って言う人の方が寛容性がないちゅーか、それを否定する意見については、全力で否定にかかってくるんですよね、経験上。だから落合氏が言う「みんな違って、みんなどうでもいい」が、正解かと思いました。
で何の話だっけな?って、そうそう「みんな違っちゃ、そりゃ困る」って話しをしたいんですわ。みんな違っちゃ困ること沢山ありますわな。
そこで「プロトコル」本記事のタイトル。日本語にすれば、約束事、協定、協約、事前ルールって意味になるかな?改めて調べたら国際儀礼って意味もあるみたい。よく知らない相手ともする約束事っていうニュアンスと、私は理解してます。ちなみにIPアドレスっての目にしますが、IPってインターネットプロトコルの略です。インターネットは、世界中の端末がつながりますから、約束事がないと正常な通信ができません。俺のアドレスは漢字表記だ!なんて許されないんです。
「みんな違っちゃ、みんな困る」
で、提案、我々もプロトコルをもったらいいんじゃね?
例えば、ロープワーク。ロープとロープを結束して、ロープを渡すとき。そんな時ダブルフィッシャーマンズノットでよこしてきたら、受け取った方は「悪意」を感じますな。もしかしたら渡した方は「解けないように!」って善意だったかもしれなくても。
※悪意か愛か、ダブルフィッシャーマンズノット(二重テグス結び)
そして「引き解け」で上がってきたとしても、毎回異なった結びだったら「悪意」を感じますな。もしかしたら、それが相手を飽きさせないように、バリエーションに富んだノットを提供する「おもてなし」の心であっても。
※もやい結び&カルムイク(パッと見、どこ引きゃいいの?!)
問題解決は、プロトコルでしょう。ロープを渡すのは、シートベンドで決まり!とか決めちゃえば良いのではないでしょうか。
渡された方もどんなノットで上がってくるか決まってりゃ、動作も定型化され効率よくなると思います。上げる方も、間違った「おもてなし」心に走ることはないでしょう。
そして、チーム内のみならず、業界としてプロトコルをある程度もっておけば、初めての共同作業などもスムーズに行くのではないかと。
それを突き詰めて実践しているのが、TCJだったりするのかな?たぶん、ATIとかでトレーニング積んだ人は、初対面でも、チームワークが発揮できちゃったりするのでしょう。ちょっと興味が湧いてきちゃったや。
以上、「プロトコル」についての雑記でありました。
おしまい