チェコ共和国製のツリークライミング向けロープtendon eco 11.5mm。たぶん国内で手に入る1番安価なツリーワーク用ロープです。レスキュージャパンさんの通販で、送料込み18980円。はじめて買ったロープもコレでした。悪くないので、再度購入です。
日本人でチェコ製品を所有する人って、なかなかいないよね。そうそう、私のはじめてのハーネス、シンギングロックもチェコ製だった。私のスタートは、何故かチェコだったんだな〜(懐古)。
取説の絵で、ツリー用ってのがよく分かる。
※追記
いや、よく見たら、ツリーじゃねぇな! 短パンで、システムもDDRTかと思ったら違うなこれ!ぶら下がってるの鋸じゃないし、ロッククライミングのアンカーだし(笑)すんまへん。
ロープ端には、ロープの説明がちゃんと入ります。
2020年製
EN1891 タイプA
漢字の表示は、レスキュージャパンさんが入れたのかな。
ん?!なぬ?
と思ったけど、たぶん、「伸びねぇから、ダイナミックロープ的に自己確保すんなよ!」って意味だと思います。一瞬、はぁ?!って思ったけど、EN1891タイプAだから我々の用途なら問題なし。公式の取説的には大丈夫(読んでないけど、表紙の絵でオラは安心しただ)
※追記
だから、表紙の絵は、ツリーワークじゃないってばよ。ロッククライミングだよ。たぶんイラストは、主力購買層に向けた共通のイラストだ。俺、アホ。ちゃんと取説読め。もう捨てちゃったけど。。。
さぁ、実戦に向けて戦闘準備じゃい。
初っ端に精神的に1番難易度高いロープ切断の儀。
クゥー、新品を今から切るぜ〜。新品だぜ〜。
「引き返すなら今だぞ!」と「いけ、いっちゃえ!」の声が脳内に響く。
エイ。
包丁だと「スコッ」と気持ちよく切れる。ギコギコしないで、1発で決めよう。カッターみたいな薄い刃だと綺麗にいかないんじゃないかな。ふぅ〜、しかし、なんだこの背徳感をともなう快感は、、、。
今回は、50mを19mと31mに分割しました。19mをパラコードと組み合わせて、メインロープとして運用します。
19mって短くね?と思いつつも、過去を振り返ると18mあたりにトップアンカーがあればだいたい足りてます。なるべく、荷物は軽くしたいので、しばらくはコレでいってみたいと思います。足りなければ、30mロープが2本あるし。
19mメインロープ運用の前提に「ハーフ&ハーフ」がありますが。
sundaytreeclimber.hatenablog.com
そして、スプライスです。久しぶりのダブルブレイド クラス1スプライス。楽勝だぜ、と思いつつ完成まで2時間かかった(笑)
ただ、この工程は楽勝になりましたよ。オーディオメッシュケーブル最高。
サクッと、メッシュケーブル(ピンク色)を通して、、、
経験者なら分かると思いますが、ここって結構難所ですよね。フィッドをカラビナに掛けて、ガンガン引いたりさ。初体験は、超苦戦したな〜。
しかし、このメッシュケーブルがあれば、なんと言うことでしょう。座りながら手で引っ張り、コア通しできます。
こう言う、ストランドが出てる図って、スプライスしてる感でるよね。
ここまでは、良い、、、さぁ、真の難所。テキストにも、YouTubeにも載ってない、最も辛いところ。。。(YouTubeなんか、サラッとカット入れてるところとか、カット部分を想像すると面白い)
で、私は、、、。はい、辛すぎて、作業写真撮れてませんwww
私、最後の引き込みは、ロープは片側を木に、片側をハーネスに連結し、自分を落下させながら引き込んでます。一回落下するごとに、ミリ単位でギュギュと引き込みしてます。もう、力技。
だけど、今回はですね、嫁さんがハーネスを積んだ木こりカーを乗っていってしまいましてね、武器がない。仕方ないのでベランダの手すりに連結し手で引き込みました。マッサージをしたり、プルージックを使ってバックスプライスをしたり、あの手この手で、ロープの機嫌をとりながらなんとか完成に至りました。もちろん、ここが1番時間かかりました。
完成の図(satoc booksさんお世話になりました!)
ふふふ。ハーフ&ハーフセット完成だぜ。登るのが楽しみだわい!
おしまい。