スプライスの王道「ダブルブレイドのクラス1」でブルロープでデッドアイスリングを作ります。
↑なんと1000円!アウトレット理由は汚れだそうな、俺のTシャツより綺麗だぜ!
スプライスで大事なのは、マーキング位置出し。スイーツの命がレシピなら、スプライスの命はマーキングだぜ。


まずは、全ての基準となるロープ径を確認します。16.9mmって話しでしたが確認。(18.6+15.1)÷2=16.85mm、四捨五入で17mmとしました?
↓私のオリジナルスプライス備忘録
料理のレシピのように比で表してます。ロープ径の何倍ってことです。文字を使わないユニバーサル仕様(今どきだろ〜、エッヘン)。マーキングします。
↓アイの大きさは実物を当てて用途に必要な長さを決めます。今回はポータ用。
こんな感じで計測、マーキング
ステップ2 コアだし(ごめんなさい、写真撮り忘れなので、違うロープ写真を使い回し)
※コツはガバっと入れてコジコジする。なるべく塊のまま抜き出せたら最高。中の糸一本だけ引かないように注意。
↓コア出したらマーキング
ステップ3 テーパー作り
まずは、コアのロープにテーパーを作ります。
コアのテーパーはロープを通しやすくするためだけなので、適当で大丈夫。最終的にこの部分は切り落としますので、テーパーの出来と強度は直接関係しません。
私のやり方はマークをつけずに、ハサミでチョッキンしてから引き抜きます。
↓抜いたぜ
↓半分抜きます。包丁で先端を斜めにして、、
↓マスキングテープで尖らせます。
↓私のスプライス道具、これ最高。
↓尖らせたコアをパックン
↓アルミロッドを貫通
↓ロッドを引き抜き、メッシュチューブを通します。
↓えいや
お次は、カバー側をテーパー。マーキング箇所を抜きます。
↓先を尖らせます。
↓今度は、コアにカバーを埋めます
↓こんな感じ
↓通します
↓カバーとコアが交錯するところ、1番大事なところ「クロスオーバー」です(カッコいい)
↓カバーにテーパーを作り、コアに埋め戻す。
↓崩れないように一針縫います。
↓輪ができました。
↓余計なコアを切ります
↓準備完了
↓最後の工程、引きこみ
↓最終的にはココまで引き込みます。
※サラッとやってますが、ココが難関です。このロープはブルロープなんで、超やりやすい。クライミングロープは「マジで?入んのコレ?!」ってなる。色々コツはありますが、文章じゃ表現出来ねぇwwwまずは手にマメ作って、潰してから、話しをしようか。
↓糸を縫い縫い巻き巻きして仕上げ(ウィッピングwhipping)


↓完成
こんな感じです。色々コツはあるんですが、1番のポイントは道具ですねかね。私は、この道具がないとスプライスできない体になってしまいました。
あ、ここで売ってるみたいですよ。
おしまい
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心をこめてアルミ棒を削って作りました。