Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

SRSトップアンカー

f:id:sundaytreeclimber:20201121174058j:image

はい、こちら試運転してきました。結論からいきますと、控えめに言って、、、

最高でした。

とりあえず、デモンストレーション動画でも、ご覧ください。

 


リングキャッチで回収可能なSRSトップアンカー

あくまでデモンストレーションなので、短いロープと低い位置です。

アピールポイントとしては、回収ロープ長の長さ調整の手軽さであります。要は、アルパインバタフライでのトップアンカー構築と同じですが、バタフライは、回収ロープ長を自在に調整できません。また、ロープと金属の組み合わせにより、回収時の摩擦も軽減されてます。

動画では、アピールできてませんが、リングキャッチは開閉するのでロープ途中で付けられます。ミドルアタッチメントですな。

 

あと、オプションで、パラコードと組み合わせるとロープ長全て使っても回収ができます。(まぁ、当たり前ですがあんまりやってる人に居ないような)

 

手順

スローウェイトぶん投げてパラコード片側を手元へ。パラコード片側はロープに連結しとく。スプライスで使っているオーディオメッシュケーブルで接続してます。

f:id:sundaytreeclimber:20201121175125j:image

スローウェイト側をリングキャッチへ通す。
f:id:sundaytreeclimber:20201121175121j:image

回収可能にするためスローウェイト側のパラコードをロープに結束。これでロープとパラコードが円になります。

f:id:sundaytreeclimber:20201121175631j:image

後は、パラコードを引っ張り、リングキャッチとプルージックを引き上げる。
f:id:sundaytreeclimber:20201121175117j:image

スルスル〜

f:id:sundaytreeclimber:20201121175135j:image

オーディオメッシュケーブルがいい仕事してくれます。ノンストレスでリングキャッチ通過。
f:id:sundaytreeclimber:20201121175129j:image

このように、ロープ長ギリギリで設置し、回収できます。何か途中でトラブルあってもやり直し可能です。
f:id:sundaytreeclimber:20201121175140j:image

このロープは、8メートルですが結構行動範囲あります。15mのロープと15mパラコードで、30mロープ分の仕事をしてくれます。まぁ、誰でも思いつくかと思うんですが、せっかくなんで技として勝手に命名をしてみます(笑)

「ハーフ&ハーフ」

ロープ半分、パラコード半分の組み合わせで、重さ、容積も半分。だけどロープ一本分の仕事!

 

ああ、ポールさん著の世界のSRTテクニックの仲間入りしたい!(笑)

ピースフルワールドとか、ネーミングがカッコいいよね!仲間入りしてぇww