Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

スローライン竿を使って伐倒

スローライン竿を使って、ロープ伐倒してきました。

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高さ8メートルのところに、ロープをセットしました。

写真をあらためて見ると、我ながら、なかなか高いところにかけれたなと自画自賛です。

かわすべき枝は二本でしたが、写真の通りぐるっと幹に巻けました。

この後、ランニングボーラインで締め上げました。

 

引っ張りは、ロマンあふれる倍力システム。プラロックでガチガチ引くのは、ちょっとつまらないし、ただの作業になっちゃうから楽しさ半減。あの重さも粋じゃない。

てなわけで、3倍力にサブで2倍力の6倍。楽しさは、10倍。界王拳をマスターした気分。

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林が混んでいるので、かがり木必至です。想定通り枝が絡み、途中で停止、かかり木です。

さぁ、6倍力の出番です。ロープを引っ張ると、踏ん張って力をこめる必要もなく、あっさり周囲の枝を抜けてくれました。自分の力の入れ具合とは別次元の力が木に伝わってるんだと感じます。界王拳(倍力システム)すげぇ。超気持ちいい。

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高さ8メートルの力点と倍力牽引組み合わせの素晴らしさと可能性を体感できました。

もっと混んだ枝に向けて倒したくなる。どこまで抜けられるか、試したい。

(おいおい、危ねぇって。だけど探究心と、好奇心が止まらない。)

 

牽引システムの要、ロープのクラッチ部分はプルージックと摩擦発生部で構成してます。

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摩擦部分は、木登り道具のロープレンチとブルドックボーンの上部分から着想を得ております。

摩擦部分を設けることによって、プルージックのテンション解除を容易にします。ロープレンチの原理ですね。

プルージックは、倍力が最大限にかかっているところに設けました。ロープ長の節約が主な理由です。

 

シングル引きだと、自分の背筋力=木に伝わる力。

背筋力を低めに見積もると50kgぐらいで、しっかり力入れれば70kgぐらいは出せると思います。

なので、6倍力なら300kgぐらいなら行けると思います。もちろん、プーリーを経るごとに減衰があると思います。

プラロックは200kgぐらいなので決して引けをとりません。本気出せば、勝っていると思います。

安全率10倍での運用を考えれば、200kgぐらいがちょうどいい感じです。

ロープ、スリングは22knで構成してます。

 

そして、軽いし、バラせばプーリーとプルージックとカラビナなんで、汎用性があります。

やろうと思えば、木登りも出来ちゃう、装備品です。伐倒用ロープなんで、やっちゃダメだけど。ダメだよね、、、。

 

今回も道具のフィールドテストで得たことがありました。早速、諸々改善で楽しめます。

 

それでは、また!

 

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