Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

ARTポジショナー2

買っちゃった、ドイツ国製造のARTポジショナー2。人気のランヤードアジャスターです。

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ポチッとしたらすぐに届く安心の国内セラーTGショップさんから着弾。GW割引クーポンが配られたので、買うなら今しかねぇと、、、ヤフオクの策略にまんまとハマりました。

今までのランヤードは伝統的なプルージックで組んでいました。

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何かをしたくなる私はプーリー部分をスイベルにしてました。この半回転のクルリンパがランヤードの引き締めを楽にしてくれる時が多々ありました。


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プルージックってうまく機能する時はびっくりするほどスムーズだけど、締まり過ぎたときや機嫌が悪くなると途端に言うことを聞いてくれなくなります。ちょっと角度を変えたり、引く方向を変えたらスッと行ったりするのにね。プルージックはそのシンプルさのメリット(機械的故障がない)あると思うんだけど、機嫌が悪い時はツラい。余裕がない時なんかは「クッソ!」ってなる(笑)

そうするとさ、機嫌が安定しているメカニカル気になっちゃうよね♪人気のアイテムなら間違いないのだろうよ。さぁ、メカニカルランヤードアジャスターとやらの実力を見せてもらおうか!(山へ行く予定はないので、とりあえず駐車場で試着)

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なんじゃ、こりゃ?!クッソスムーズやんけ!引き締めノンストレス、シットバック全く無し!いやー、これは期待が持てますな。で、我慢できないのでラボ(ベランダ)でぶら下がる。

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ツーバイ材で突っ張り棒方式で柱を設置しとります。もともとはハンモック張る目的でしたが、実験に重宝してます、作ってよかった。倍力で200kgオーバーの荷重かけたらアンカー部分が「ミシッ」っていう程度の強度があります(強いのか弱いのか、、、)。
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さぁ、下降は、、、、ズルっ!!わっ、危な!
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いやー、加減がさっぱり分かりませんでした。これは、買い物間違えたか、、、と思うほどの「ズルッ!!」でした。説明書の注意点は目を通してましたが、コレはコツと慣れが必要ですな。説明書はコチラ。

小指でレバー操作、親指と人差し指でフリクション(摩擦)追加バージョン

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人差し指で操作、残りの指でフリクション追加バージョン
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色々試した結果、私は人差し指操作バージョンで落ち着きました。
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人差し指を引くというより、ロープをしっかり握り手首を返す感じかな。

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フリクションバイスっていかにスローな状態が作れるかが命だと思います。派手な動画とか見るとスムーズさスピードどに目が行きがちですが、ジワっ〜と降りられるかが1番大事だと思います。楽器で例えるならば最大音量より最小音量(ピアニッシモ)、無音に限りなく近いピアニッシモが出たら最高だと思います。

ARTポジショナー2は人の手で第二のフリクションを作るので、まさに「使い手」に任せられた部分が大きいデバイスだと思いました。最終的なフリクションは自分の手、、、自分の手と直結するデバイス。最初は「あれ?」と思っちゃいましたが、そう考えると気に入ってしまいました、このデバイス(^^)さぁ、早く週末よ来い!(まだ今日は日曜日だってばよ)

 

おしまい