何気ない一言が、新しいアイデアを生み、新しい価値を生み出す。
先日の記事に、ご〜まるccさん(20m竿ユーザー)からいただいたコメント
「、、(略)、、私が毎日愛用しているのはテスト用の最軽量機です。20m伸ばすと多分ですがアンコウフックの重量が影響してきます。良く曲がりますが、またひん曲げて愛用しています」
え?マジ?!私には、雷が落ちました。
「良く曲がりますが、またひん曲げて愛用しています」
曲がったら、曲げ直して使えば良いの?それでいいの?!
「曲がったら、曲げ直して使う」、、、逆転の発想が生まれました。
硬いものは折れる、柔らかいものは折れない、曲がるだけ。柔らかい素材は、曲げ加工で整形が可能。当てはまる金属は、、、そう、アルミニウム。
今まで、柔らかく強度が出ないので避けていたアルミニウム。20m環境に1番必要なのは軽さ。曲がっても良いなら、アルミニウムが最軽量に決まっている。
正解が知りたい、ならば作って、使ってもらうしかありません。はい、こんなんできました。
アルミニウムで完全シームレスなアンコウフックを作りました。ベランダ工房の曲げ加工能力の限界に挑みました。柔らかいアルミニウムだから作れました、ステンレスだったら無理です。
長所は2点あります。まずは軽さ、さすがアルミニウムは軽いです。もう一つの長所は曲げ加工だけなので、接合部がポキって壊れ方はしません。荷重の限界を超えるとグニャってなるだけです。グニャってなったら、グニャっと直してやってください。
取り付けはテープ巻きになります。下部にガイドの輪がありますので、1番竿を通して。
お好きなテープでグルグルと固定。
こんな感じです。
曲がりを抑えるために、スローウェイトは鎖を使ってください。布製のスローウェイトは、枝越え時の摩擦が大きいです。
標準は、4リンクですが重さが欲しい時は2リンク追加してやってください。
え? 57gは、まだ重いだって?
ん、もう〜♪ これでどうだ!
軽さに極振りしました。防御力ゼロ。37gこれ以上軽いのは無理!これぞ最新の最軽量アンコウフックです。使い物になるか、ならないか未知数です。完全実験機です。一回使うごとに曲がる絵が見えます。直して使っているうちに、金属疲労で切れる絵も見えます。完全消耗品、特攻野郎を想定しています。
一方、軽さというメリットがその弱点を上回るのか、、、。20m環境でどうなるか、実験よろしくお願いしたいです。
という訳で、伝書鳩にくくり付けて放ちました。2、3日の間に到着すると思われます。よかったらキャッチしてやってくださいませ。
おしまい
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アンコウフックって何だ?!
竿がないと始まらんのです、、、