皆さんご存知、岩手は二戸のお店のひぐひぐさんのチャンネル。ウヒョー私も絡めるネタがきました！
オレゴン 80TXL が凄い 1.1ｍｍゲージで伐倒ができる チェンソー の刃の話 - YouTube
マキタの40vmaxにオレゴン 80TXL採用と言うことで、ひぐひぐさんが注目されております。動画中に「1.1mmゲージで伐倒ができるんです。海外の動画が沢山ありました」ってコメントがありましたが、
ここに伐倒80TXLメイン使用いる日本人がおりますよ（ニヤリ）
秋から毎週やっていた日曜木こりによる間伐は、80TXL &14インチバーでやっておりました。ちょうど動画のコメントにある直径20cmから30cmぐらいのスギ、ヒノキがメインでした。（正確には、80TXLではなくハスクのソーチェンsp21-Gですが）
そして、海外動画の最先端北欧フォレスターのようにバッテリー機のハスクT540ixpで作業してました。日本の山でバッテリー機使っているとだいたい馬鹿にされるか、変人扱いなんですよ（笑）実際は性能的に全く問題ないです（以下、個人の感想です）。バーが届けば、もっと太いのもいけます。玉切りも遅いことはないです。1.1mmゲージでも挟まれるやすくなったと言う印象もないです。ヘマこいて挟まれる時は、1.3mmでも挟まれますから（笑）ヘマをこかなければ問題ありません。
ただ一つ弱点はバッテリー切れが辛い。バッテリー間伐に最大3つバッテリーを持ち込みましたが（BLi200,BLi200X,BLi150)これでも足りません。バッテリーだけで4kg、、、空になっても4kg、、、。人が登って入ることが多い日本の山にはバッテリーオンリーはちと辛い。仕事量と重さのレシオが悪いのは否めません。
と言うことで、途中でバッテリー機からエンジン機にチェンジ。ソーチェンは80TXLのまま。しかも、エンジン機の排気量は50cc、、、。もうね、無茶苦茶切れるんです。しかも、燃費がものすごく良いんです。給油回数は明らかに減ります。やっぱり切削抵抗が少ないんですね80TXLは、バッテリー機の最大の課題「燃費向上」の技術が詰め込まれてます。
（余談ですが、燃料消費量が仕事量みたいな評価基準をネットで目にするんですが、アレって「俺の目立ては切れないぞ！」って言っている気がしてならないです。バッテリー機を間伐で使うと、エネルギーの消費に敏感になるんです。目立ての良し悪しもエネルギー消費量に直結しますが、枝払い時に「切り上げるのか、切り下げるのか」でエネルギー消費量が変わってきます。枝払いで、挟まれながらも切り上げきる動作あると思うんですが、挟まれるとほんとエネルギー消費してます。燃費を気にしないエンジン機なら気がつかないと思いますが、一つ一つ気をつけると本当燃費変わります）
で、いいこと尽くめ無敵の80TXLのようですが、、、「そうは問屋が卸さねぇ」な画像がこちら。
分かります？デプスが吹っ飛んでます。何してこうなったかと言いますと、枝の山を小さくしたくてバーをいい加減に突っ込んだんですね。しかも、変な風にこじってしまった、、、そしたら「バキャッ」とソーチェンが外れましてね。たぶん、その時吹っ飛んだんだと思います。
ヘタクソな使い方をした私のせいなんですが、こんな壊れ方するとは、、、。たぶんソーチェンにも安全率みたいな、強度のバッファを設けていると思うんです。やっぱり50cc機のパワーは80TXLには強いのかな？と思った次第であります。スチールの50cc並バッテリー機のソーチェンが1.3mmゲージぽいですもんね。メーカーの推奨はやっぱり意味がある。健全な方は、メーカーに従うが吉です。
でもね、80TXLの味を知ったら、もうやめられませんよ。フフフ。本当素晴らしいソーチェンですよ（不健全なジャンキー）
で、前に掲載した目立てドヤ顔画像の写真ですが、、
これ目立てじゃなくて、そもそも刃が素晴らしいのですよ。今更の気づきですが、ソーチェンってやっぱり色々進化しています。同じように目立てしてもカッティングポイントのつき方が違ったり、横刃の出来方が違ったり、ソーチェン自体が持っている性能、個性があるんですね。ソーチェンの切れ味は、目立てだけじゃない、なるほど！
と、いうことを80TXLは教えてくれました♪
おしまい
追記
50cc機使用でソーチェンが壊れることがまた起きたら考え直します、その時はちゃんと報告しますね。
