ハンドアセンダーとフットループを使った登攀システム。多分メジャーな登り方なのでしょうが、なんて呼ぶのでしょうか?
私は、心の中で「博多のぼり」と呼んでいます。ピンときた方、私と同じようにYouTube見過ぎですwww
たぶん、拙ブログの読者の皆さんならご存知であろう、ハイクオリティな動画をつくってくださっているreirocoさんと、たぶんreirocoさんのお師匠様であろうKageyama tree service のKageyamaさん。
この御二方がよくやられている登り方、それが
博多登り(HAKATA)
すんまへん、超勝手に命名です。お2人が博多在住なのかは分からないのですが、福岡県にいらっしゃるのは見当ついておりまして(ほとんどストーカーだな俺ww)
「福岡登り」より「博多登り」の方が響きが、カッコいいかなと。ほら「博多ラーメン」しっくりくる。
しかも、、、
Handascender
And
Kataasi(片足)
Action
Tree
頭文字をとると偶然にもHAKATA、博多!!もう、世界的ネーミングにしていいんじゃないですかね、コレは。
で、私の手元にペツルのハンドアセンダーが到着しました。(アンコウフックとの物々交換ありがとうございました!!)
さぁ、早速、工作です(^_^)ココが1番たのしい♪
材料は、スプライフの練習をしたドレーナライン。1.6mぐらいでランヤードには、ちと短かった。
まずは、スプライフをリセット。
そうそう、スプライフについての話をば。私、前にパラコードスプライフを作って破壊実験をしまして。「俺のスプライフ」が見事負ける結果になりました。が、あれは本物のスプライフではありませんでした。
「某県の産業技術センターで、スプライフの強度試験をしたところ破断強度は80%を優に越えていた」ということを試験をされた、ご本人から教えていただきました。伝え聞いた話ではなく、信頼できる情報なのでシェアしたいと思います。teufelbergarのスプライフは間違いないです!私の「俺のスプライフ」は、私の実験であって、スプライフではありませんでした。私のスプライフへの印象も訂正したいと思います。
ただ、スプライフはステッチ必須です。今回の工作で、スプライフをバラしましたが、コジコジこじるとちょっとずつ、アイが広がって、とある部分を通過するとスルッと抜けます。あっけなく。コジコジの動作は、ランヤードに体重を預ける時にアイとカラビナに発生する動きに似ています。
スプライフのアイの大きさに変化はないか、ステッチに異常はないか、この点は日常超重要点検項目だと改めて思いました。ちなみに私はランヤードにスプライフを施してます。んー、ちょっと考え直そうかな。
ささ、話を戻しましょう。工作の続きです。
コアを全部抜いちゃいます。notPPEと割り切って軽量、スリム化です。
反対側は、ウーピーにスプライス。これで足へ締め付けることができます。
長さ調整機能はなくしました。自分の体格に合わせてあらかじめ長さを決めちゃいました。ダメだったら、作り直します。
手作り品と既製品の大きな違いは、不特定多数に受け入れられる必要があるかないかだと思います。手作りは自分だけに合わせてられるので、長さ調整機能とかを省略できます。調整機能って、聞こえは良いですが、実は売り手にとっての都合で、本当はユーザーには調整機能は邪魔なんですよ。だって自分しか使わないんだから(とくにPPE)、初めからジャストフィットがベスト!調整機能付きが高機能というのは錯覚かも?!「調整機能付き」の誘惑にご注意ください(^^)
はい、とりあえず完成〜。
※あれ?床面絵画が、増えてないか?!
接続は、ガースヒッチで。あえてカラビナとか使わずに。
足を絞めるためのループ
しまう時は、クルクル〜、ってね。
さー、試したいが、雨だ!コンチクショウ!!(笑)