シンジュ(ニワウルシ)英名ツリーオブヘブンをやってきました。
ビフォー
アフター
根元からやらせていただきました。
一発で倒すと道路まで届き、電柱、電線もあるので出来るだけ小さくしてからバターンでした。
T540ixp エンジンスタートないと楽。そしてエンジン音で変に興奮しないから、落ち着いてやれる。(エンジン音聞くと、やっちまぇー!!って気になりませんか?)
自由落下でやったり。
リギングっぽいことしてみたり。グランドにロドリゲス君がいると色んなことができる。
そして今回の見どころはこちら。
はじめての樹上伐採にスチールMS261c-mを持っていく漢、ロドリゲス。ほほう、雰囲気でてるじゃないか。
スチールの50cc機。しかも、18インチバー。断幹する気かい!www
18インチで、その枝は可哀想だろ!www
しかし、はじめての樹上伐採で50cc機を持っていったのは良い体験じゃないですかね。今後の全てが軽く感じるんではないかい?
と、まぁ、楽しい作業の1日でありましたが、、、。
楽しいだけではなくですね。私、死にかけました。冗談抜きです。
ランヤードのスプライスがすっぽ抜けました。どんだけヤバイ体験だったかはクライマーの皆さんなら分かっていただけるかと。すっぽ抜けたスプライスは、Teufelberger ドレーナラインのスプライスプログラム「スプライフ」であります。ダブルブレイドクラス1スプライスではありません。
幸い、メインロープとサブロープで確保してたんで墜落しませんでしたが、過去にこのランヤードだけで自己確保してたこともありました。振り返ると恐ろしいです。本当に複雑な気持ちです。本当に「運が良い」でした。しかし、運の良さに助けられたことに安堵すると同時に死の可能性を生じさせていたことが、悔しくて、悔しくて。危険認知が全くできてなかった訳ですから、本当、失格です。
このインシデントを乗り越えないと木に登れなくなりそうでした。ランヤードを信じられなくなったら、もう無理です。なぜ、すっぽ抜けたのか、死んでいたかもしれない理由を解明、理解しないと前に進めません。私は、木のぼりやめたくありません。
前に進むためには、やることは一つスプライスを理解することです。なのでスプライスを解剖して、今一度「スプライフ」の肝を確認しました。今は、納得して色々な気持ちに整理がついて木のぼりする気分になりました。運良く生き残れたことから分かった「スプライフ」の肝と注意点は、別記事にしたいと思います。
つづく