日曜日の午前中は、間伐ボラに参加。
私は、基本ロープ牽引伐倒でやってます。プーリーを使った倍力システムで引きます。基本は、3倍力。
クラッチ部分は、ロープレンチ的な発想で構成してます。9倍力でパツパツに引いても、片手でプルージック緩められます。本当摩擦ってすごいよね〜。ロープワークもそうですが、摩擦を制する者は、世界を制すといってもよろしいのではと思います。
こんな、やばそうな木も、ロープ伐倒ならちょっと安心。
ガッツリかかっても、悩まない。それがロープ伐倒。
やばそうな木の切り口。右半分が生きててほとんど新しい木になってました。左は乾燥材と言って差し支えないほどの状況。自分の考えとしては、生きてる部分をツルにしたくて伐りました。
別の木。「お前は、すでに掛かってる、、、ホアタァ!!」と秘孔を突かれた気分です。9倍力でパツパツに引いてこれです。クサビだったら打ち込んでも垂直ですわ、垂直だと回すとかそんな話以前。クサビだったら怖くて何もできません。
クルリンパさせるために、ツルを軸状に。その後、パツパツに引いて、ロープをユサユサで抜けました。
ネットで「ロープ伐倒 倍力システム」と調べてもあまりヒットしません。皆さん、意外と倍力システム使ってないのでしょうか。私は、軽量で気に入ってます。手元での3倍力、9倍力だとロープ長が倍必要だったりすることもありません。倍力システムは、長いロープ長が必要だから大変という印象は、やり方次第であります。
また、別記事で倍力システムの素晴らしさを紹介したいと思います。
ここまでが、午前の部。午後の部は、相棒のロドリゲスが「ニックさんのスプライス講習受けたいっス!」ってことで、よしよし、地獄を見せてやるってことで、スプライス会を実施。
娘の妨害を受けながら、マーキングをするロドリゲス。青いロープは、マジックの色が見辛いことにイライラする(笑)よしよし、順調なすべり出し。
対して私のロープは、右側のマーキングがよく見えるロープ。ふふ、これが経験の差というものだ。
第一関門のコア通し。わざと太い針金フィッドを渡して苦しめようとしたのに、意外とうまくいってしまった(チッ、、舌打ち)
しかし、やはり最後の引き込みは、期待通りの苦戦(笑)
「コレ(クロスオーバー部)、本当に入るんすか?!」と、アンビリーバボーな表情のロドリゲス。ウフフ。
ロドリゲス「入りました〜!」
ニック「いや、クロスオーバーは入ったけど、このマーキングまでだよ」
ロドリゲス「マジすか?!本当に入るんすか?!」
というやりとりを繰り返す。ニヤニヤ。
ご近所の冷ややかな目にさらされながら、引き込みをするロドリゲス。
そんなこんなで、日が暮れるころにスプライス完成。しっかり、豆潰れました〜www
いや〜、スプライスの洗礼をプレゼントできて満足。豆が潰れない初体験なんて、そんなのは不健全!!成長への糧だwww
お疲れ様でした〜^_^
おしまい