Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

ヒノキ 枝打ちとトップカットと反省会

週一ペースで木登り作業をしてます。あ〜幸せ。木登りはじめたころは、登りたくても遠慮なく登れる木もなく、ましてや、伐採なんてしようもんなら逮捕でしたわ(^◇^;)

そんな三度の飯より木登り!な私にとっての最近は幸せそのものです。相棒のロドリゲスとの出会いや間伐の仲間との出会い、やっぱり人間関係の充実が人生を彩ります、ありがたや。ロドリゲスとはこのブログを通じての出会いだったりしまして、ブログやってよかったことone of the bestです(ロドリゲス、こんな怪しげなブログにメッセージをくれて本当ありがとう)

さて、休日の作業記録です。

ビフォー

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アフター

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諸事情ありで、そのままでは倒せないヒノキです。最終的に赤丸から右側3本を無くす予定です。枝を無くしてから隣の木に吊る感じで詰めて行く予定です。ダイナミックな断幹は極力避ける方針です。とりあえず、今日は枝を下ろして、トップを一つ落としました。やっぱりトップカットは小さく切っても緊張します。

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さて、今回の作業でケガをしてしまいました。枝打ちの時にシルキーでやっちまいました。
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左手でノコ使ってたので、右親指をきりました。おじぎさせて、樹皮でつながっているところを切り離す時に、ピンッとシルキーの刃が親指に当たりました。ノコギリはどんなに注意しても飛んでくるもんだと分かってるのに、、、変な位置で使っていたんですね。しかし、ちょっと刃が刺さっただけなのに、まぁ血が出ること(^◇^;)シルキーの切れ味はすごいですわ。
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実はシルキーでやっちまったのは2度目なんです。学習能力ナシ、凹みます。前回は左手を切ったのですが、全く同じポイントの右手を切りました。一つ違うのは前回は筋を傷つけてしまいましたが、今回は肉だけですんだようです。

やっちまいました、、、 - 木登り日和

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※持っててよかった「くっつく包帯」

前回切った時に「絆創膏は血が出てると滑って意味ナシ!」を学習してたんで、この包帯をハーネスのポシェットに常備してました。2度目の同じケガと言うことで比較的落ち着いて対処できました。樹上で包帯を出して手当て、指の動きに影響はなかったので筋は傷付けていないと判断。とりあえず圧迫しながら包帯を巻き巻きし剪定鋏で包帯をカット。この包帯は粘着力があるのでテープ無しで留めらるので自分で手当てができます。深い傷ではなかったので止血OKということで午前中は作業続行しました。

 昼からはせっかくの機会なので相棒ロドリゲスと反省会。緊急時の連絡先についてとかレスキューについてとか。ボトムアンカーを解いて地上に降ろす動作を交互にやったりしました。やっぱりやってみると分かること沢山あります。「結局ランヤード掛けてたら、やっぱりレスキュー行かなきゃ始まらねぇな(笑)」って。アクセスライン、レスキューラインを作っとこうとか、グランドもハーネスは手元に置いておこうとか、作業場所の近くの救急病院はどこかとか事前に調べておくべきだなとか、救急セットは何が必要かとか、ヘルメットに緊急連絡先を貼っておこうとか、、、思いつくことを述べ合いました。(バズセッションってヤツだね、こう言うの大事だと思います)

 

備えあっても憂いあり、憂いを前提に準備しておきましょう。皆様も、どうぞご安全に!!