木登りバカ一代、とんでもなくありがたい体験をさせていただきました。
写真で伝わりますでしょうか、樹齢1000年超と言われる御神木に登らせていただきました。
愛知県の天然記念物に指定されている大杉です。通常は天然記念物、御神木に登ることは許されませんが「日曜日、御神木の枯れ枝とりやるんだけど、遊びに来ない?」なんてお電話をいただきまして。こんな一生に一度しかないであろう機会、逃すわけにはまいりません。嫁さんに予定があり子守任務でしたが「なんでも言うこと聞かせていただきますチケット」3枚と引き換えに嫁様からお暇をいただきまして、相棒ロドリゲスも誘いGOしました(^^)
※なんだが元気がないロドリゲス氏。聞くところによれば「不惑」を前に人生の岐路に立っているとのこと。まぁ、1000年の大先輩に登ってエネルギーもらおうぜ。
下の枝あたりに人がいますがサイズ感伝わりますかね?看板によれば根周12m、樹高38mとのこと。
作業はプロフェッショナルが鮮やかに進めてまいります。
我々アマチュアは降りて来た枝を片付けます。
作業が終了後、ご褒美の木登りタイム。
いつも登っている木と何かがちがう。枯れている部分も大事な感じで、畏れ多い。普通、枯れ枝が目に入ったら取りたくなっちゃうけどそんな気にさせてもらえない、刻まれた皺のような迫力と有り難さ。
まぁ、高いこと。30mロープをシングルで使っても足りない、足りない。
ロドリゲスもヒーヒー言いながら登頂(シケイン&ジグザグ使えてよかったね!)
ここがてっぺんの一枝
面白いことに頂点がいくつかに別れてました。
さすが御神木、頂上には天狗が待ってました。
※この方が今回誘ってくれた社長さん。私が木登り、チェンソーワークを始めるきっかけを作ってくれた人。人生の出会い、ご縁に感謝、感謝!
続々と登る、大きなお友だち達。
最終的には、樹液にあつまるカブトムシとカナブンの様相(写っているお友だちは、ほぼ昭和生まれ)
こんだけ人が集まっても、びくともしない巨木。本当素敵な体験でした。
夕日を浴びる大杉先輩、日が暮れるまで上がってました(^^)ありがとうございました!
オマケ
プロの道具の中にウインチがあったので、弊工房のブタさんウインチとコッソリ記念撮影。ウチはブタさんウインチと同様にニッチなところで小さくやって参ります♪