今週の散財をご紹介。前回の記事にあるようにノコギリで手をケガしましてね。コレが二度同じことをしてたんで「二度あることは三度ある」になる前に構造改革をしようと目論みました。一つの仮説が「手鋸レベルで処理する枝ならハサミが最強なんじゃね?」です。ハサミって楽ですよね。ギコギコしないし、ノコギリが飛んでくることもないし。ノコギリより安全じゃないかと思ったわけです(だけど前回記事に、ぶろんずいろのでなさんから身の毛もよだつハサミの怪我のコメントをいただきましてね、ハサミの安全神話は崩壊ww)でもね、「何とかとハサミは使いよう」ってことで色々試してみることにします。
エントリーNo.1
Mac ギア式太枝切りバサミ ED-51
最大開くとこうなっちゃう、、、。ちょっとこれは使いづらいか?ということで、、、追加ポチッとな。
エントリーNo.2
千吉ラチェット式太枝切りバサミ(カーブハンドル)SGFL-3R
ハンドルが長くて地上での枝の片付けは楽に出来そう。ウンウン、こっちが正解だったかな。
太枝切りバサミは、両手で使うんで手を切ることはないと思ってます。やって足か?だけど挟んでから力入れるから太枝切りバサミでの怪我の可能性は低いと考えてます。
物の考え方に「構造化」というものがありましてね。事故防止は「安全意識を高める」「気をつける」など、心や意識などの人間の内面に働きかけるのが基本だと思います。「気をつけて作業するから大丈夫!」よくある話だと思います。これらは超大事だと思いますが、人間の心ほど当てにならないものはないんですよね(笑)
で、「構造化」なんです。気をつけなくても、なるようになっちゃうカタチ(構造)にするんです。
私、昔に障がい者支援の事業をやっていたことがありましてね。身体障害から知的障害、大人から子どもと色々な方と過ごさせていただいてました。そんな時に勉強にと行った講演会で聞いた話です。
ある彼は歯磨きをする時に、歯磨き粉を出すとチューブから全部出し切らないと気が済まないこだわりがあったそうです。歯磨き自体は自分でできるのに、家族の誰かが歯磨き粉をつけてやらなければならなかったと。家族の方がどうにか良い方法はないだろうかと考えた末に閃いたのが「歯磨き粉を小さいお弁当のソース入れに詰め替えよう!」というアイデア。一回分の歯磨き粉をソース入れに詰め替えたら、出し切らないと気が済まない彼でもちゃんと適量の歯磨き粉を出すことができるようになったとのことです。詰め替えの手間は大変だったそうですが、彼が1人で歯磨きができるようになったことが家族にも本人にも喜びになったとの話しでした。
これが「構造化」の一例です。「出来るできない、気をつける気をつけない」ではなく「そうなるしかない仕組み、カタチにしちゃう」。
枝処理の構造化を考えた結果、太枝切りバサミは両手で使う=手を切ることは出来ない(切ろうとしても切れない)に至った訳です。ま、この構造化が正しいかは今後身をもって検証します。(前フリじゃないよ!笑。太枝切りバサミの怪我なんて笑えないよ〜)
散財エントリーNo.3
巴化成工業 木登りステップ(単品)
スパーは、、、難しいんですよ。体力消耗半端ないんです(練習せろ)そんな私の食指がピクピク。うん、これは私向きな気がしてます。
番外
グルグルフックを作りました。ロープの送り、引っ張りへの最適解を導き出しました(と思いたい)。コレはそのうち正式リリースの予感です。
さぁ、散財はバッチリなので明日はいっちょ登ってきますわ〜♪
おしまい