バッテリーチェンソーを使っていると、ソーチェンとガイドバーに注意がいくようになりました。ソーチェンの回り具合がバッテリーの消耗に影響を与えるからです。
バッテリーチェンソーで間伐なんていう変態行為をしていると、色々気づきを得られます。パワーが上がったとは言え、燃料をぶち込めばいくらでも働くエンジンに比べ、やはりバッテリーは稼働時間に関しては、まだまだです。そりゃ、10個バッテリーを持って行きゃ、問題解決ですが、そしたら13kgですから新しい問題発生です(笑)
すぐに取り組めることは、いかにモーターに気持ちよく回ってもらえるかの追求。エンジンだったら全く気にしないであろう、ちょっとした抵抗感も改善対象です。ソーチェンを張って、手で回してたまに抵抗が強い時があります。ガイドバーに、ゴミが詰まっていたり、下手こいてソーチェンを外してしまったりするとソーチェンの足にバリがついたりと。エンジンチェンソーなら、エンジンぶん回せば、気にならないと思いますが、バッテリーはそうはいかず。ただ、エンジンでも燃料は気が付かないうちに食ってるはず。私は、バッテリーのおかげで、気が付いちゃったんで、日本人的にチマチマ細かいところを「カイゼン」していきます。プロの眼中に入らないところをマニアは追及しますわ♪
と、前置きが長くなりましたがソーチェンのお手入れです。山の相棒、山ちゃんからソーチェンを預かりまして、一緒にお手入れです。さぁ、ピカピカにしてやるぜ!まずは洗浄、ネットで話題の換気扇クリーナーです。
泡で汚れが浮いてきます。
かつて、家に残っていた業務用エアコン洗浄剤(強アルカリのヤバいやつ)でソーチェンを洗ったことがありますが、それ並みに汚れが落ちました。金ブラシでこすりました。
すすぐと汚れがわかります。
錆びないように、すぐに拭いて、乾燥させました。写真には収めてないですがファンヒーターで短時間で乾燥させました。
ピカピカです。
汚れが落ちたので、目立てをします。私の目立て道具は、こちら。スチールの目立てホルダー、バイス、デプスゲージ、デプス削り用ヤスリ、包丁用ダイヤモンドシャープナー。あ、ソーチェンは、短い靴下に入れて収納してます。コレ、おすすめです。
前回、バイスにソーチェン駒を送りやすいように細工をしましたが、山ちゃんのソーチェンをだとサイズが合わない、なので早速取っ払いました(笑)
山ちゃんは、「刃が少なくなってきたから、もう交換だよ〜」と言ってましたが、いやいや〜、まだまだ、これからが良いところ〜(ジュル)。さぁ、恒例の逆研ぎ。
デプスも削りました。デプスゲージって、説明書通りだと使いにくくて、いやバイスで咥えてると通常の当て方できないんです。だから、こんな計りかたしてます。我ながら邪道だと思います。
左ビフォー、右アフター。微妙に高さ下がっているの伝わりますかね?当て方が水平じゃないと、ダメだろって話です、その通りでございます(^_^;)
さぁ、研げたぜ。試しに、転がってた2×4材を引っ掻いてみたけど、まぁまぁ、良い感じに削れたから、上手くいっているでしょう。
さて、お次は、私のソーチェンだわさ。。。おや、、、?!
何か、おかしいですね、、、。
アイヤー、やっちまいました。てか、やっちまってました(過去形)、覚えありです。間伐の枝の山を刻んで小さくしたくて、いい加減にバーを枝にぶっ込んだんですね。そしたら、バギャンとソーチェンが外れまして。たぶんその時、やってしまっていたんですね。その後も、ソーチェンが外れることが起きまして、、、。何か外れるなぁ〜??となっていたのですが、危機一髪でした。数日後に気づくなんて、凹みます。
刃物をいい加減な使い方したことに、反省。痛めたことに気付かずに作業してたことに大反省です。
包丁なら、絶対にこんなことしないです。まな板に叩きつけるように使った感じですから。いけません、チェンソーという動力に任せて、刃物ということを忘れておりました。冒頭の前口上は、どこいった?本当にお恥ずかしい限りです。
何事も経験、勉強になりました。せっかく研いだ刃物、刃は粗末に扱っちゃダメですね、はい。グスン。まだ一回しか目立てしてない、こんなに刃が残っているのに、、、作ってくれたハスバーナーに申し訳ないです。
対藤蔓決戦兵器に生まれ変わるか、一コマずつにして、マニアック目立て研究の資材にするか、、、。迷う。
おしまい