ツリーモーションEVOを購入した私でありますが、シンギングロックのシットワーカー3Dを愛用してきております。
※写真は生川商店Webページより、安い!
このハーネスは、たぶん国内で手に入るハーネスの中でもっとも廉価だと思われます。私もクライミングを始めるにあたり、まずは価格で選びました。
名前の通り、このハーネス、高層ビルの窓拭きなどの高所作業用向けの作りになっています。なのでツリーワーク用によくあるブリッジはなく、センターD環とサイドD環のみで、非常にシンプルな作りであります。
ツリーモーションのようにワンタッチのバックルなどはありませんが、脱着に不満はありません。むしろ外れるところがないので安心感があります。言い換えれば道具の点検項目が少なくてすむ、悪くないシンプルさです。
しかし、シットワーカーという名前の割には、ぶら下がり体勢に少々難があります。特に男性に。。。股間(玉の金)が挟まれます。足を広げたり、完全ぶら下がりでない体勢では痛くはありませんので、そこまで酷いものではありません。
全体的な使用感について特に不満を感じる点はないです。極端な振り返り姿勢や枝先までのリムウォークは辛いですが、遊びでやるツリークライミングでは全く問題なく使えると思います。やはり、お値段が魅力。レクリエーションのシットサドルと比べるとできることは多いと思います。木の上に立ったり、リムウォークをして遊べたりします。入門モデルには超オススメのハーネスであります。
だけど、私、満足できなくて、、、イケナイコトして使ってました。ブリッジの追加カスタムです。
構造はツリーモーションと同じです。腰と腿をつなぎそこにブリッジです。ノーマルだと体重のほとんどが股にかかる感じで腿への加重分散はおまけな感じです。
この魔改造は、腿半分、腰半分な感じで股への負担は明らかに違いました。本当、ツリーモーションの構造良くできていると感じました。ちなみに本物のツリーモーションは、さらに快適です。人間工学ってやつなんでしょうか、たぶん秘密がたくさんあるんだと思います。勉強になりました。
ツリーモーションを手に入れた今、魔改造を継続する意味はないので(色々研究したので愛着はあれど)、魔改造は卒業し、ノーマルに戻して軽快なハーネスとして使っていきたいと思います。
実際は、魔改造から卒業するために、ツリーモーション買ったのが本当のところです。このブリッジ化や魔改造そのものについても熱く語りたい点があるんですが、まぁ、やめときます(笑)