APTAエアーパワードツリーアクセス。業界人ならご存知のスローウェイトを空気圧でぶっ飛ばすバズーカ砲。手造りに燃えておりましたが、やっとパーツが揃いました。連休中に作りたかったのですが、重要パーツが普通郵便での配達でした。普通郵便は2020年度から日曜、祝日は配達取りやめだそうで、首を長くして待っておりました。
さぁ、レシピを紹介です。ボールバルブ900円(台湾製、ちなみに日本製は7000円)塩ビ栓100円、バイクタイヤ用エアバルブ300円、パイプ留め金具300円、接着剤300円、塩ビ菅1m600円、送料600円の合計3100円。価格はだいたいですので、参考程度に。
ハンドルにした金具(左)と重要パーツのバイクタイヤ用エアバルブ(右)
塩ビ栓にエアバルブ用の穴を空けます。
塩ビ管は、40mm。12オンスのスローウェイトがぴったり。
エアバルブを取り付けの図。ゴムをはめるだけ。しかし内圧がかかるので抜けることはありません。
後は、管を接着剤でつなげるだけ。塩ビ管の接着剤は、超強力で一度つけたら抜けません。完成です。
発射管側は、あえて接着せずにして分解可能としました。可搬性は大事。黒い筒は、携帯用の空気入れ、コレが優れもので、なんとpsi計がついてます。120psiまで測れるので、十分かなと。小学校のバザーで300円で買っていたのが、こんな形で役に立つなんて!
下記 分解の図
そして、靴下を模擬弾にして室内で試射。最高です。120psiで打ったらちゃんと白煙を出してくれました(笑)超楽しい。
この白煙って、圧力が解放される時の気化熱で、空気が冷やされて出来るんだね、たぶん。
強度についてですが、上水道用塩ビ管は0.75Mpaが静水耐圧=常にかかっても問題ない圧力、これに瞬間的な水撃圧力0.25Mpaを足した、1.0Mpaが設計圧力とのこと、ちなみにボールバルブは1.0MPaなので、システム全体で1.0MPaが仕様上確保されています。仕様で1.0Mpaなので、これを超えたから即破損ではないはず。必ず、のりしろがあるはずなので、1.0Mpa以下の運用なら問題なしと私は判断しました。はず、はず、を前提にした判断ですから安易に信じちゃダメですよ、まぁ、言わんとしていることはご理解いただけますよね。
本当に限界まで行ったら、接着部からリークするのではないでしょうか。爆発的な壊れ方はしないと期待してます。あくまで期待です。
長さは110cm、重量は、1.2kg。軽量なので持ち歩く気になれます。
問題は、能力値であります。仮説としては、本家より空気の容量があるので、圧力は本家より低めでいけると期待してます。圧力が低いのは安全性に関わりので重要です。0.75Mpa=108psi、100psiでどれだけ高度が出るのか検証したいと思います。
さぁ、フィールドテストが楽しみ!