Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

ご〜まるccさんへ アンコウフックミニについて

ご〜まるccさん


コメントありがとうございます。

的確かつ鋭い質問ありがとうございます。

まさに開発者として気になっている部分の全てであります(笑)

以下回答差し上げます。


Q.アンコウフックミニの重さは

どのくらいでしょうか?

A.104gです。

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Q.動画はワンテイク目ですか?

鋭いですね(笑)ツーテイク目です。一回目のNGの理由は、あらかじめ出しておくスローラインが少なくて、フライリールが持ち上がってしまいました。カッコ悪かったので、撮り直しました。

スローラインクレーンには、いくつかコツがあります。どんな作業にも共通ですが、手順を誤ったり、省略すると泣きを見ます。魔法の道具では、ありません。PR動画なので、サラッとこなしておりますがお察しのとおり、いくつかのコツが隠されております。と言ってもそれほど難しいコツではありません。

PRだけ上手くて使うのが難しい道具ではありませんのでご安心ください。ただ、道具ですので練度は出てきます。

コツは引き上げ時に問題を起こさない準備をしっかりすることです。スローウェイトの位置、スローラインの終端の位置関係に気をつかったり。引き上げ時も、絡ませないように、スローウェイトの揺れ方にあわせて引き上げたりします。

また、引き上げは、フックが枝にかかっているところで必ず一回止まります。たまに、するっと行ってくれる時もあるのですが、これは条件が整った時だけで稀です。止まってからちょっとだけ竿を追加で伸ばします(持ち上げます)そうすると、枝を超えてくれます。力任せに引っ張るだけでは枝を超えてくれません。動画をよく見てもらうと、ちょびっと持ち上げているのが分かると思います。

 

Q.引き上げスローウェイトの重さも

教えていただければと思います。

A.シンギングロックの300gです。これより重いウェイトでも強度に問題は無いと思います。


A.撤収時にフック部分が小枝に挟まって回収が難しくなる場面はありましたか?

Q.PR動画のクスノキの他に、実戦でシイノキとヒノキでも試しました。回収に困ることはありませんでした。シイノキは届ける時の方に若干苦労がありました。ヒゲのような枝が出ていて、下からだと細い枝が見にくいです。割り箸サイズの枝でも、フィッシャーは勝てませんので、かわして目標枝まで行くのに苦労しました。フックがあり頭デッカチになっているので、これは弱点です。

 

ご〜まるさんが想定されている問題はフックがガッツリ枝にハマらないか?と言う点かと思います。

(フック角度設定の絶妙さで逃がしている感じは見て取れますが)

はい、こちらもご推察のとおり、アンコウフックミニは、フックではなくL字に近い形状です。なので、回収が難しくなるようなことにはならないと思っていますし、私は回収には困ったことはないです(まだ、数回のテストですのでいいきれませんが)。L字なのは、枝に吊るす使い方より、フィッシャーの支え程度が本当の役割だからです。特に20mは、フィッシャー本体を持ち上げることを想定してません。

 

Q.溶接?部分の強度は今のところ十分でしょうか?

A.はい、今のところ問題はありません。溶接ではなく、ハンダ付けであります。電子用とかではなく、ステンレス接合専用のハンダを使っています。もっとも簡単な金属接合方法ですが、通常の使用に不安は感じません。ただ、勢いをつけて強く幹に、ぶつけたりしたらポロっと言うことがあるかも知れません。

本当はハンダ付けより強度が得られる、ロウ付けでやりたいと考えておりますが、とりあえず壊れるまではハンダ付けで使用してみようかと思っています。最終的には、本物の溶接とも考えているのですが、プロに頼む必要が出てくるので現状では夢であります。

 

アンコウフックミニも

製品化されたら購入します。


嬉しいコメントありがとうございます!アンコウフックミニは20mでの使用を目指して作成しましたが、一度も20mで使ったことがありません。20mフィッシャーをご使用中ならぜひテスターとしてお使いいただければと思います。テストをしないと製品化なんてできませんので、いくら待っていただいてもお手元には届かない可能性大です(笑)

ご協力よろしくお願いします!