Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

スローラインクレーンシステム

 

コロナモード皆さんいかがお過ごしでしょうか?私は道具作りで、平日のストレスを解消です。

 

さて、私、スローライン投げが、ド下手クソでして。登る前に、スローラインだけで昼飯になるんではなかろうかレベルです。(ウソです、超大げさに言ってます、はい。)

 

テクニック磨きもそりゃ大事ですが、まぁ、趣味人としては道具に惹かれる訳であります。道具で問題を解決してやろうと。

で、スローライン掛けの定番アイテムであるビックショットを真似て、巨大パチンコも作りましたよ。トリガーまでつけてコレはコレで成功しました。

んー、だけど、何かイマイチなんですよ。

セットに時間かかるし、的を外すこともあるし、デカいし、かさばるし。。。

遊びで使うなら楽しいけど、仕事ならもっと確実な方法を選択したい。(お前、仕事じゃないだろうが)

 

で、考えましたよ。

新システム「スローラインクレーン」です。

ビックショットやAPTAをぶっ放す、なんて野蛮な時代は終わりです。スローウェイトをスローしない、スローウェイトが空を飛ばない、そんな時代がついに来ました。

時代は「引き上げる」です。

ちょっと前にあげた動画、こちらが基本的なシステムの思想です。


スローラインを竿で掛ける

竿を伸ばして、枝を越える。それからスローウェイトを引き上げる。

クレーン車がアームを伸ばしているイメージなので、「スローラインクレーン」と名付けました。

引き上げるやり方を総称してクレーンシステムと勝手に命名します、世の中早い者勝ち(笑)いつか、アメリカのアーボリストYouTubeで「crane system」とか出てきたら、俺、俺!俺、発祥だからね!とスマホに向かって叫びたい。

 

そして、それを補助する道具も作成しました。

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名付けてアングラーフィッシュフック!

(アングラーフィッシュ=鮟鱇(あんこう)、肝がおいしい深海魚)

チョウチンアンコウのような形状からそうネーミングしました

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スローウェイトを引き上げると、チョウチンアンコウ感が増します。

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チョウチンアンコウの図 どうぶつの森より。

 

金属接合の初級、ハンダ付けで、パーツを作成。素材は、こだわりのオールステンレス。ユニクロメッキでも全く問題ないですが、ステンレスは質感がいいよね。好き。

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まぁまぁの強度。枝にぶつけてポロっ、、、とならないと思う、たぶん。

単純なようですが、チョウチン部分の長さ・角度は、ちょっと研究しました。完全公開してますが企業秘密です(笑)

 

弱点としては、竿の長さまでしかかけられない点です。

アングラーフィッシュフックが取り付けられる、現状で手に入る1番長いものはこちら。

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これか、コレ

 

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プロックスと言う釣具メーカーです。

先端に1/2インチねじが切ってあるとのことで、アダプターかませば取り付けできます。オススメは、オレンジ色の方。だって、カッコいいじゃん。

 

アンコウフックが機能するのは、竿プラス身長の11-12mまでです。

この範囲までなら、最強だと思います。投げと違って、枝を越して最初の落下時からラインの通り道を調整してやれます。

投げだと狙いの枝を越えても、余計な枝まで越えてたりと、なんやかんや時間と工数がかかると思います。工数が増えると絡まりのトラブルも増えますわね。はい、私、何回も泣いてきました。

 

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とりあえず、パーツとしてはこれを一つの完成品にしたいと思います。

 

しかし、スローラインクレーンシステムは、まだまだ先を目指します。10mでは、画期的とは言えません。

目指すは20m!

伝説の竿 カーボンフィッシャー20m

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コレが使える、アンコウフックの開発であります。

 

ふふ、まだまだ楽しめること沢山あります。