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木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

ツリークライミングと商標登録について

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※写真と記事の内容は、あんまり関係ありません。

 

ツリークライミング」を検索すると必ず出くわす、「ツリークライミング(R)」の文字。

 

ロッククライマーさんいらっしゃいます?どう思います?ロッククライミング(R)ってことはないでしょ。

ツリークライミング業界は、なんか変なのあるんです。

 

色々な方が意見されていますね。総じて、否定的な意見が多いですね。

私もその否定的な一人です。

 

ツリークライミングって、一般名称じゃねぇの?あぁ?!だけど、商標登録されちまったならデカい声でツリークライミングって言えねぇのか、チッ。。。」

 

ってのが、否定派の皆さん共通の声だと思います。

 

でも、皆さん商標についてだいぶ勘違いしているようで。

 

デカい声で俺ツリークライミングしてるぜ、って言っても何の問題もないですよ。

 

商標ってのは、そもそも、商品やサービスにつくんですよ。で、それには45の区分がありましてね。

で、調べてみるとツリークライミングジャパンさんがツリークライミングを登録してある区分が、9類、22類、25類、28類、41類、45類なんですね。

どういう意味かと言うと、22はロープ製品、25は服、28は玩具てな感じにその商標が有効な範囲が限られてます。

だから、「ツリークライミング」と言う名称をロープ、服などにつけて商売しちゃダメ。うん、これは、分かりやすい。

 

で、問題となるのは41で、コレが技芸教授やイベントの区分。だからツリークライミング講習とか、ツリークライミングイベント開催とかは、使っちゃダメ。

ここが、TJCさんが、ツリークライミングはウチだけが本物だからと言う主張の根拠なんだろうね。

だけどね、TJCさんの主張はだいぶ拡大解釈してるよね。そして、その拡大解釈を皆さん鵜呑みにしちゃって愚痴ってる。

ツリークライミングって言葉自体は気安く使っても大丈夫です。

 

ツリークライミングの全てをTJCさんが独占しているわけじゃないし。彼らが登録しているのは、あくまで商標なんでしょ?

商標、商いの標べ(しらべ)であって木登り、ツリークライミング自体は誰のものでもない。

 

ジョンさんの本にも、一般名称としてのツリークライミングツリークライミングRの違いを冒頭に書いてたし。

 

一般名称としてツリークライミングって言葉は使って問題ない。

 

ちなみに、特伐屋さんが「ツリークライミング伐採やります」って広告も今のところ問題ないですよ!37類か44類が、伐採サービスになると思いますが、ここは誰もツリークライミング押さえてないですから!

さぁ、早い者勝ち勝ちですよ!そこの木こりさん(笑)

あ、でも登録するのに金かかりますし、維持するのにも金かかりますからね、、、。

 

あ、アーボリストも37類、44類空いてますよ!誰か心意気のある、我こそはアーボリストさんが、身銭をきって、全国の皆さんに商標を解放とかカッコいいネ!

 

え?なんで、お前商標登録状況に詳しいかって?

メンテナンス情報 (Maintenance information) | J-PlatPat/AIPN

ここで、検索できますよ。みんなの税金で作って、維持してるシステムだよ。

 

で、もうちょっと言わせて。

TJCさんが、ツリークライマーRとか言っているけど、ジョンさんツリークライマー商標登録してないよ。ジョンさんが登録してるのは「ツリークライマーズ」だよ。

ツリークライマーが、ツリークライマーズの類似になるか微妙だけど、TJCさんはツリークライマーRの表記はやめ、ツリークライマーズRに訂正する必要はありだと思います。もしくは、ツリークライマーを登録するか。

 

しかしね、この商標をとってそれを理由にツリークライミングを独占みたいなのは、ツリークライミング自体の発展を妨げる気がしてならない。

 

ウチは安全だけど、あそこの団体は危ないから。みたいな表現はやめようよ。

もっとさ、安全なツリークライミングの技法ってのをさ、みんなで作っていきたくないの?商売は、二の次にしようよ〜。

 

私は、独学でツリークライミングを遊んでます。

基本理論は、中学、高校の理科、数学で学んだこと。

吊られてれば落ちない。

じゃ、絶対に吊られる条件とは?

摩擦、重力、強度、張力、ベクトル、、、。

座学で解いてきた問題を体感を通して検証する楽しさ。コレが私にとってツリークライミングの魅力です。

 

そして、ツリークライミングの発展を願うばかりです。

 

独学派の私ですが、アーバンフォレストリーさんの講習会は行ってみたいなぁ〜。

 

 

 

 

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