実はお盆休みも、ちょこっと木登りしてました。帰省先に友人家族も遊びに来てくれて、木登りしようぜってなことで。
↓元々は嫁さんの友達の旦那さん。縁あって木登りする人になりました。
↓日が暮れてから、これ喰らうと泣けるよね
当日は諦めて翌朝回収しました。早朝から汗だく。立ち枝怖いね〜、と友人と苦笑い。
(もちろん写真は回収時に撮影。いくら引っ張っても取れなくて「どうなってんだ?!」の答えがコレ)
↓私のブリッジ接続部(ターミネーションっていうのかな?)はcamp(カンプ)のジャイロ4使ってます。
赤丸部分がミソ。基本SRT(シングル)のセッティングですが、いつでもMRS(ダブル)にチェンジ可能。こっちの方にはアキンボ付けてます。全てがスイベルなので、ねじれ、向きを気にする必要なし。
使い始めは、ジャイロ軸の細さに不安を感じましたが、今じゃコスパ良しの良品の評価してます。
木登り遊びで久々にロープロケットを出しました。あんまり、好きじゃなかったんですが一気に登る時はやっぱり楽ね〜。
と、再評価をしてたら、ブチっとアクセサリーカラビナが取れちゃった。
↑ カラビナのアイ、ちゃんとしたスプライスじゃなくて適当にクネクネ編んだだけだったから取れちゃった。コイツはPPEじゃないと割り切っているから特にショッキングな話ではありません。ただ使っている時に壊れちゃ困るから修理です。
ちなみにPPEとは「パーソナル プロテクト イクイプメント」の頭文字、直訳すると「個人 防護 装備」です。私は「命を預ける道具」と定義、解釈してます。
私はPPEとそうでないものを超意識してます。メリハリつけることによって「今この瞬間何が自分の命を守ってくれているのか」を確認しながら木登りしてます。
ロープとハーネスが繋がっていても、たるんでいたら、それは私はPPEじゃないと定義してます。ツリークライミングの安全を担保してくれるのは「いかに素登りの時間をなくすか」コレに尽きると思ってます。
前置きが長くなりました、ロープロケットを作製です。
↓今回の材料
カンプのアセンダー、シリウス8mmロープの外皮、ショックコード(ゴム紐)、アクセサリーカラビナ、アルミパイプ、熱収縮チューブ。
ブランメルスプライスで、アセンダーにロープ外皮を取付けます。片側はカラビナを付けるためにアイを作ります。
ブランメルスプライスで両端にアイを作るのはロープが短いと、ちょっと難しいのです。
なので、今回は力技でやっちゃいます。
ぶっとい編み棒を刺して、穴をつくり先にブランメルスプライスで作ったアイを通しちゃいます。
ロープ外皮が付けられたら、アルミパイプを添わせて、熱収縮チューブで合体
ショックコードをパイプに通して玉留め。
ショックコードとカラビナも熱収縮チューブで固定
完成
アルミパイプで芯を作ってやることで、足を上げると足の甲でアセンダーを上げることができます。
基本はゴム紐がアセンダーを引き上げてくれるんですが、スムーズに行かない時もあるんですよね。足の甲でアシストすると気持ちよく登れます。また、ゴム紐の長さを長く取れるんで、収縮に余裕があって負担が少ないです。
強い短いゴムでロープロケットやると、上がる時の抵抗になるので、逆に疲れる( ;´Д`)
さぁ、コイツがあれば20mを一息で登れるかな?
おしまい