Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

スローライン練習しようぜ!

アンコウフックを作っている身ですが、一つ野望がありまして。「アンコウフックのニック、実はスローラインの達人だった」という裏設定を現実にしたいんです(笑)

だったら、練習だぜ。って、今週末は、山に篭り投げ放題してます。

で、投げまくった私のスローラインについての備忘録的記事です。

 

とりあえず私の訓練第一段階は、

「コントロールを気にせずに、とにかく高度を出す!」

で、あります。理由は、ちゃんとありまして。

この手の技術は、力ではなく、むしろ脱力、タイミングが重要だったりするのが定説であります。ゴルフのスイング、ボールの遠投などは、脱力が大事だったりします(ゴルフも野球も、たいしてやってないけどね(´∀`*))

 

高さを求めると、結果的に脱力や正しいフォームを要求されます。不自然なフォーム、力で投げようとすると一定以上の高さは出ないです(いっても15m手前だった)。

 

だから「高さが出てる=正解の投げ方」と、仮説を立てました。

高さを出すためには、スローウェイトの初速を上げる必要があります。

 

スピードと言えば、この方を手本にすべきでしょう。

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愚地克巳 (漫画グラップラー刃牙、登場人物)

彼の必殺技マッハ突き

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全ての関節を使って加速した拳は、音速を超える。最終進化は、スピードが上がりすぎで拳を破壊してしまったのは、皆さんご存知の通り。

私も、スローウェイトを破裂させるスピードを目指すぜ。

って、まぁ、半分ふざけてますが、半分は本気。ウェイトにスピードを乗せるためには、いくつか加速ポイントがあるのは、マッハ突きと同じかなと。

 

スローウェイトの投げ方は、色々ありますが私が練習しているのはワンハンドです。

投げ方としては、腕を振り子にして投げるフォームに落ち着きました。スローラインは比較的短め、腕を伸ばしてギリギリ地面をすらない長さでもってます。

腕の振りにスピードが乗っていることが重要でした。

腕の振り子にスピードが乗っているか乗っていないかを判定する簡単なチェックポイントを見つけました。腕をグルグル回すと、血液が遠心力によって指先にジンワリ溜まるのを感じられます。腕の振り子にスピードが乗ってると指先がジンワリしてるんです。なので、指先がジンワリするスローができるように練習を重ねました。

やはり、遠心力で指先がジンワリしているスローは、高さがでてました。腕を振るぞ〜!って、意識しすぎると力が入り、投げてもなんかすっぽ抜ける感じで、ジンワリが感じられない、これはダメ。

結果として、腕は脱力、肩関節を軸にしっかり振るとスピードがでることに気がつきました。この投げ方だと15mぐらいまでいけました。

まず、肩関節から手首までが第一加速ポイント。

 

次が、手首の返し。腕の振り子にスピードが乗っている状態でスナップを効かすと、スローウェイトがラインの遠心力でさらに加速します。第二加速ポイント。

うまくいくと、クンッと、腕の振りだけの高さより一段上の高さまでいけました。15mは余裕に超えてくれます。20mぐらいまで行けました。

ただし、リリースのタイミングを間違えると、真上か、自分より後方に飛んでいきます。コレは、練習を重ねないといけません。

とりあえず、今回の練習はここまでです。ほぼ一日半スローウェイト投げてました(笑)


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写真は、試しに20mロープをインストールの図。ほぼ出し切る高さまでスローラインを掛けることができました。

もう少し高さを出して、安定するように練習を続けたいと思います。

 

おしまい