Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

スプライスの解剖

お気に入りの折り返しプーリー、オムニブロックスリング。気に入っているんですが、ちょっと重いんです。ブロックと3メートルの12mmリギングロープ合わせて、519g。地味に重い。と、いうことでもうちょっと軽いロープに換装を目論んでます。(ハニーブラザース着弾が待ち遠しい♪)

当然、今のスプライスを切らなきゃなりません。せっかくなので、解剖記録をつけました。

解剖道具 包丁とまな板。

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うりゃ。美しい断面のためには、思い切りが大切。

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綺麗な断面が出てまいりました。白いコアの中に、外皮の赤白が詰まっています。抜くとこんな感じ。ピョロりん。


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全部抜くとこんな感じです。我ながら、綺麗なテーパーができておりました。これは、包丁で一発カットして作ったテーパーです。コレは良い。

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結構長く、外皮は中に入っているようです。切ったところは、ネックが終わるところです。

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さらに、解剖を進めます。ネックを切断。

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今度は、埋め込んだ外皮の赤白が片側に寄ってます。
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外皮をとってみましょう。綺麗にコアと外皮に分かれています。
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パカッ。左側が、長〜く、埋まってた外皮の元になります。
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分かりますでしょうか。ダブルブレイドクラス1のスプライスは、こういう風に、コアと外皮が飲み込みあって形成されてます。


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実際、解剖して見ると、スプライスの仕組みってよく出来ているなぁ〜と感心、感動です。

解剖したことで、スプライスの理解がまた一つすすみました。次のスプライスが楽しみです(^^)

 

おしまい