各所で後反応いただいておりますこちらのハンディーコンプレッサーについての解説記事です。
ハンディーコンプレッサーの正体は電動エアガンそのものです。
↑大人のおもちゃ
エアガンはバネ力で圧縮空気を生み出しBB弾を発射する玩具ですね。日本では、0.98J(ジュール エネルギーの単位)を超えるエアガンは、規制の対象になります。
電動エアガンで発生する圧縮空気の気圧はだいたい0.5-0.6Mpaらしいんです。エアコンプレッサーを使ったことがある方ならピンとくると思いますが、チェンソー掃除でゴミを吹き飛ばせるようになる圧力とほぼ同じなんですよね。空気の絶対的な量は違えど圧力ならこのエアガンの仕組みでチェーンソー掃除に必要十分な圧縮空気を作れるわけです。
↑こちらのの試作品は、ヤフオクやAmazonなどでパーツを集めて作りました。市販の電動ガンは、弾飛ばすことを前提としているので圧縮空気は控えめです。なので電動ガンを買ってきて、チェンソー撃っても、冒頭のアニメーションのようなことはできないと思います(試してないから、実はできるかも、、、)
ちなみにハンディーコンプレッサーは弾を飛ばす仕組みが無いので銃ではありません。どんなに強い圧縮空気を打ち出しても法に触れる事はありませんのでご安心を。
作り方も、特殊な部品は一切なく市販のカスタムパーツで仕上げました。ポイントは強力なバネと丈夫で容量の多いシリンダーです。
↑こんなのとか
↑こんなのとか。Amazonで手に入ります。
電動ガン買ってきて、内部のパーツをコイツらに変えれば、冒頭のマシンが出来上がります。
ま、このバラして組み立てがなかなか大変なんだけどさ。
あと一つ
ノズルの先に、熱収縮チューブで内径4mmぐらいの真鍮パイプを付けました。柔軟性があるチューブなんで、根元がちょっと曲がります。フレキシブルなんで、細かいところとか使いやすくなります。とりあえず、ざっくりした解説は以上です。まだ試作中なんで、詳細はおいおい記事にしていきます。
試作機の現状ですが、動画のあとスイッチが焼けてしまい不動なりました。バネの力が強くモーターが頑張った結果、大電流がスイッチ部に流れたようです。ギアがハイスピード(16:1)だったのでモーターに必要以上の負荷がかかっていたのでしょう。
いま、手元に27:1のトルクギアが到着したのでコイツで再試行してみます。たぶん、これで成功するでしょう(たぶんな)。
ということでハンディーコンプレッサー編は、
つづく