Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

「結果良ければ全てよし」え?それで良いの?

東海地方週末は大雨でした、人生初の車が水没するんではなかろうかという体験をしました。通勤路が国道1号線なのですが、天下の国一が冠水により通行止めになると言う大雨。道中エンジンに水が入ってしまったと思われる車がちらほら、選ぶ車線を間違えると自分も同じ目に合うんだなぁと言う状況でした。

f:id:sundaytreeclimber:20230604192234g:image

※国道1号、対向車が通ると中央分離帯から水がこちらに。

 通行止めにより迂回路が指示されたのですが、この道がピタッと止まりまして、、、これが1番怖かったです。

 まず、止まっている理由がわからない、待っていれば解消されるのかもわからない、この待っている状況自体も安全なのかもわからない。。。頭をよぎったのが東日本大震災。車のまま津波被害にあわれた方と同じ状況じゃないかと。情報を知る者からは、なんで車を捨てて早く逃げなかったのだと言われますが、当事者は分からんです。何が起きているのか情報が入手できれば行動ができますが、スマホで道路状況を調べても、今そこで起きている情報は手に入らない。本当どうすることもできませんでした(思考停止)

 しばらく待っていると(待ちたくなくても先にも後にも進めない)道が進みはじめまして、理由が分かりました。なんと左車線にトラックが水没し止まっておりました。それを避けるように乗用車たちが中央分離線をまたぎつつ、冠水した道路突き進んでおります。多分、トラックが動けなくなるのを目の当たりにし後続の乗用車が躊躇して道が止まったんだと思われます。先頭の車は相当なプレッシャーだったでしょう。意を決して、冠水道路へダイブをすることで道が進み始めたのだと思います。しかし前の車が行けたからといって続く車が通れるとも限りません。車高の高さやエアフィルターの位置がそれぞれ違いますから、それぞれ覚悟を決めて突っ込んでいったことでしょう。そうこうしていると私にも順番が来ましてね、同様に覚悟を決めてアクセル全開で進みました、だって選択肢が他にないんだもん。結果、運良く通過できましたが、後続みんなが無事通過できたかは分かりません。緊急時に振り返る余裕なし。雨は、ずっと降り続けてましたから時間経過と共に通行不可能箇所は増えていったことでしょう。その後は、国道1号線に復帰して無事に帰宅できました。その間に何台か完全停止している戦友を見かけましたが、景色として見流す他どうすることもできませんでした。

 結果としては何も失わず、帰宅できたわけではありますが果たして行動は適切だったのか、自問です。どんな選択肢があり、それぞれの選択肢のリスクはどうだったのか考えることで学び、気付きがあるはずです。

 冷静に考えれば、車一台(もしかしたら命)と「今日中に帰る」ことを天秤にかけたわけです。この時点でハイリスクローリターン、勝っても一円にもならないギャンブルに命を張ったわけですな。

f:id:sundaytreeclimber:20230604191151j:image

※これより、はるかに得るものがないギャンブルしました。

 

で、ここからが本題だったんですが前置きでお腹いっぱいだと思うんで次回に持ち越し。

f:id:sundaytreeclimber:20230604191851j:image

翌日、東海地方は晴天になりまして。元気に玉を運ぶ輩もおりました。次回「リギングとクライミング」

f:id:sundaytreeclimber:20230604192027j:image
f:id:sundaytreeclimber:20230604192024j:image

 

おしまい

 

宣伝

アンコウフック←ここにあるでよ♪