Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

若者へ

おお、若者よ。メッセージをもらえて嬉しいぞよ。ワシは、ブログ木登り日和の中の人ニックじゃ♪

若いのに、妄想族の仲間入りをしたいのかね?色んな意味で命がけじゃぞ、フフフ。

言っておくが「天才ニック」は、マッドカスタマー(狂気的改造者)じゃ。業界的には異端児、迫害を受ける身。決して手本にすべき輩ではないぞよ。

若いの。そんな連中になりたいのか?仲間になりたのか?そんな者になったら、本物の同業者に馬鹿にされ干されるぞ。落下の危険より、仕事が回ってこなくなるぞ。そういう意味でも危険なんじゃぞ。

いいか若いの。この業界に限らず、飯を食うってのは人との関わりなくしては成り立たんのじゃ。人から信頼と尊敬を得ることが生かされるために必要なことなんじゃ。

お主は、なぜ自分の手でブルドックボーンを作りたいんじゃ?理由はなんじゃ?

買う金がない。安くSRTデバイスを手に入れたいとの理由なら、黙って引き返すがよい。しっかり働いて金を貯めて、ちゃんとした道具を買うのだ。

本物のブルドックボーンはアメリカのゴードンというオッチャンがホームメイドで作っているデバイスだ。安全の検証はされてなく、リコール対応なんて皆無じゃぞ。この意味が分かるか?

お主は、CE認証やANSIに適合していない道具、Amazonの安物カラビナなんかで仕事する人間に金を払って仕事を頼みたいか?

ワシだったら頼まんぞ。仮に頼むとしても「道具に金かかってないな、そんな奴は日当だけで十分だろ」って叩くぞ。お主の命は安物か?

若いの。お主が本当にこの道で食って行く気があるのなら、引き返すべきじゃ。暗黒面に落ちる前にな。

もし、安く済ませたいと言う理由でなく、違う理由があるなら聞かせてくれ。

摩擦について興味がある。ものづくりに興味がある。勉強したい。ニックと会って話したい。そんな想いがあるなら、いつでもワシに会いに来るが良い。ま、ワシはダークサイドに落ちた身じゃがな、フフフ。

お主の惑星からワシに会いに来る金でちゃんとしたSRTデバイスが買えるはずじゃ。ちなみに、クローンブルドックを作るにしても、結果的にCE認証のデバイスを買えるぐらいの金がかかるぞよ。

ワシは、安く済ませたいから作ったのではなく、作りたいから作ったのじゃ。実物は見たことがなく、ネットの画像、動画のみを解析し、図面をおこし、最適な部品を探した。つぎ込んだ情熱は、本職よりもはるかに高い。そういう意味では月給数ヶ月分を突っ込んだに等しい。まさに赤字じゃぞ(笑)

なぜ、そんなことをするのか?

やりたいからじゃ、やらずにはおれんからじゃ、妄想がとまらないからじゃ。そこには損得のない、ただただ「欲求」があるのじゃ。若いのには、まだ共感できんかもしれないが、そういう世界があるのじゃよ。

若いの。ワシはお前が羨ましいぞ。若くして、このツリーワークの世界で仕事をしているお主が。しっかり勉強をして、この世界をより良きもの、美しいものにしていってくれ。

そして、その活動を通して、しっかり稼ぐんじゃぞ。高い道具を使って、質の高い仕事をして、高い見積もりを出し、高い仕事をとるんじゃ。

ロープは毎回洗濯するんじゃぞ。身につける衣服、ヘルメットも清潔にするんじゃぞ。ファブリーズをかけて誤魔化しちゃいかんぞ。ちゃんと水で洗うんじゃぞ。道具も綺麗にせよ、刃物は常に切れるようにするんじゃぞ。

毎日洗濯をするっていうことは金がかかるんじゃ。メンテナンスは金がかかるがケチるな。ケチると仕事の単価を下げるという、易き(やすき)に流れるぞ。そしたら悪循環じゃ。仕事に、道具に金をかけろ。そしたら嫌でも良い仕事を求められる。

ワシからは以上じゃ。

若いの。勇気をもってメッセージをくれてよかったのぅ。クローンブルドックボーンは手に入らなかったが、お主は大切なものを手に入れたはずじゃ。

May the safety be with you

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※本日の私の人物イメージ

 

おしまい

 

若者よ、感想まっとるぞよ♪

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追記

若者は、すでに純粋な妄想族でした。節約とかそんなのではありませんでした(笑)なので、私がどうこう言っても言わなくても、なるようになるでしょう。その力と才能を暗黒面につかうか、正義に使うか。それは彼次第じゃ。

ただ、一つ「超絶イケメン」だったことには妬けます。チッ!