Tree climbing ツリークライミング アーボリスト 特殊伐採 SRT DdRT スローライン アンコウフック

木登り日和

特殊伐採にあこがれるサンデーツリークライマー(平日サラリーマン@デスクワーク)

スローラインクレーンシステム推奨セット

竿を使った投げないスローラインの設置方法「スローラインクレーンシステム」プロの方々からご反応をいただき、アーボリスト、木こりファンとして嬉しい限りであります。応援してくださっている皆様、ありがとうございます。

さて、今回スローラインクレーンシステムについて推奨セットのご紹介です。これが自信をもってオススメできる現在の結論です。キャッチコピーは「グランドワーカーの仕事が変わる」です。(広告PR、キャッチコピーですからデカく出ることにしました♪)

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※背景に落書きがあって、ゴメンなさい。ウチには床面画家が何人かおりまして、、、。

プロックス社のルアーレスキューシャフト10m。コレが、スローラインクレーンシステムの推奨アーム(竿)です。メーカー小売希望価格が17600円、ネットだと送料込15000円でお釣りがくる感じ。10mフィッシャーのおよそ半額です。

そして、この竿の強度に合わせたアンコウフックを製作しました。大きさ、重さ、強度のバランスをとりました。金属接合は、ろう付けで行っております。

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※これまた、落書きが、、お恥ずかしい、、

合体

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コレが私の現在の結論です。

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※ボカシばっかりで、すみません。

アンコウフックを装着して、伸ばしてみました。充分コントロール可能です。しなりがフィッシャーと比べ明らかに少ないです。1番竿の太さは、10mフィッシャーの2番竿と同じぐらい、つまり一回り太いのです。しかし重さは、カーボンフィッシャー1.8kgに対して1.3kg、500gも軽いです、素晴らしい。そして、この表面の仕上げ。

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塗装、コーティングが施されています。カーボンフィッシャーはカーボン素材そのままの感じでカサカサしてます。ダメージ受けると、ササクレが出来たり、場合によってはカーボン繊維のトゲが刺さったり結構危ない。しかしこちらの竿は、表面がコーティングしてあり、トゲが出る感触ではありません。こういう質感もグットです。触って気持ちいいのは、仕事道具として大事だと思います。

もう一つ良い点が、握りの太さがフィッシャーと比べ細いです。杖として握れるサイズです。

収納サイズは110cmほどと長めですが、竿継数がフィッシャーと比べ少ないのは利点です。また、杖のような長さなので、私は逆に運びやすいと思っています。杖のように突いて歩けます。フィッシャーは、杖には短いので、持ち歩きはずっと手に持つことになります。ちょっとした待ち時間に杖のような姿勢で待機できるのは楽です。

使用ですが、手で持ち上げての操作が充分できます。身長プラス10mが実用高度になります、11-12mにスローラインが掛けられます。

カーボンフィッシャーでも同じ高さで、同じことができますが操作感と道具の使い心地としては、こちらの竿が明らかに上です。

価格よし、性能良しで、太鼓判を押したいと思います。新規に10mのスローラインクレーンシステムを導入をされるには、この竿を強くオススメいたします。

スローラインクレーンシステムは、アンカー設置、リギングラインの結びをグランドワーカーが行うことが可能です。クライマーが「ここにスリング掛けといて〜、よろしく〜」とか、クライマーの作業を待つことなく、グランドワーカーが先回りして「次は、ここ切ってね」と無言のプレッシャーを与えることも可能かもしれません(笑)。使い手の腕次第ですが、グランドワーカーがやれることが増えるのは間違いありません。

自信を持ってオススメできる竿が見つかったので、いよいよアンコウフックをリリースしようと思っております。